また一人、親しくしていた人がお亡くなりに。
このコロナの間に何人の大切な人が亡くなるのだろう。
お見送りもできずに。
今日聞いた訃報はF井さん。
虫が知らせたのだろうか、この春、F井さんの家の前の道を歩いた時(いつもは車で通る道である)、
長く会わないなあと思って、気になって路地を入って門のそばまで行ってみたことがある。
せっかく徒歩だったので、在宅なら声をかけてみようかと。
ところが家からは人の気配がしなかった。お留守の様子だった。なのでチャイムも鳴らさなかった。
F井さんは、わたしの独身時代をよく知る人。
色白の美人だった。目元もパッチリ。明るく笑顔良し。
若い時の大空真弓をもっと柔らかな美人にしたような。
そして優しい人。人の悪口は決して言わない人。
独身のわたしが憧れるような人だった。
高齢になられてからは腰が曲がってしまわれ、わたしは会うたびに、
「そんな恰好はF井さんには似合わないですよ」と言っていた。
すると、「もうおばあちゃんやから」と笑いながら腰を伸ばそうとしておられた。
お元気だとばかり思っていた。
それが先月にご主人が亡くなられ、今月になって奥様が、と。
信じられない。
わたしの昔を知る人に亡くなられるのは本当に淋しく辛いことだ。
コロナではなかったそうだが、なんだかコロナのせいに思えてしまう。
このコロナの間に何人の大切な人が亡くなるのだろう。
お見送りもできずに。
今日聞いた訃報はF井さん。
虫が知らせたのだろうか、この春、F井さんの家の前の道を歩いた時(いつもは車で通る道である)、
長く会わないなあと思って、気になって路地を入って門のそばまで行ってみたことがある。
せっかく徒歩だったので、在宅なら声をかけてみようかと。
ところが家からは人の気配がしなかった。お留守の様子だった。なのでチャイムも鳴らさなかった。
F井さんは、わたしの独身時代をよく知る人。
色白の美人だった。目元もパッチリ。明るく笑顔良し。
若い時の大空真弓をもっと柔らかな美人にしたような。
そして優しい人。人の悪口は決して言わない人。
独身のわたしが憧れるような人だった。
高齢になられてからは腰が曲がってしまわれ、わたしは会うたびに、
「そんな恰好はF井さんには似合わないですよ」と言っていた。
すると、「もうおばあちゃんやから」と笑いながら腰を伸ばそうとしておられた。
お元気だとばかり思っていた。
それが先月にご主人が亡くなられ、今月になって奥様が、と。
信じられない。
わたしの昔を知る人に亡くなられるのは本当に淋しく辛いことだ。
コロナではなかったそうだが、なんだかコロナのせいに思えてしまう。