喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『菱』216号

2024-05-21 09:41:52 | 

鳥取の詩人手皮小四郎さんからお贈りいただきました。

 

お手紙付きでお送りいただきました。

こういうのを送るのはなかなか大変で、手紙を添えるのは本当に面倒なのです。

手皮さんありがとうございます。

 

読ませていただきました。

同人のみなさん、わたしにも解りやすい詩を書いて下さってます。

といってレベルが低いわけではありません。

落ち着いた書きぶりで、みんさんベテランの書き手と思われます。

奇を衒う必要がないんですね。

これは手皮さんの「樹よーその名は昭和」。

手皮さんはわたしと同年代だと思います。

書かれている内容がわたしとピッタリというほど重なります。

父親がシベリヤ抑留者というのまで。

ほかの人の作品も共感できます。

花房睦子さんの「予約(一)(二)」も程よい皮肉が効いていて共感しました。

エッセイも楽しく読ませていただきました。

手皮さんの「浜乃木はどこだ――田村のり子追悼」。

山陰の詩の歴史にとって貴重な記録だと思います。

この中に出てくる「鳥取民芸美術館の童子地蔵」ですが、この鳥取民芸美術館は宮崎翁に縁が深かったのではなかったかな?そしてわたし、手皮さんからこの絵ハガキを戴いたことがあったはず。

鳥取民芸美術館、いつか行く機会があるだろうか?

 

手皮さん、ありがとうございました。

 

『コーヒーカップの耳』 おもしろうてやがて哀しき喫茶店。

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