鳥取の詩人手皮小四郎さんからお贈りいただきました。
お手紙付きでお送りいただきました。
こういうのを送るのはなかなか大変で、手紙を添えるのは本当に面倒なのです。
手皮さんありがとうございます。
読ませていただきました。
同人のみなさん、わたしにも解りやすい詩を書いて下さってます。
といってレベルが低いわけではありません。
落ち着いた書きぶりで、みんさんベテランの書き手と思われます。
奇を衒う必要がないんですね。
これは手皮さんの「樹よーその名は昭和」。
手皮さんはわたしと同年代だと思います。
書かれている内容がわたしとピッタリというほど重なります。
父親がシベリヤ抑留者というのまで。
ほかの人の作品も共感できます。
花房睦子さんの「予約(一)(二)」も程よい皮肉が効いていて共感しました。
エッセイも楽しく読ませていただきました。
手皮さんの「浜乃木はどこだ――田村のり子追悼」。
山陰の詩の歴史にとって貴重な記録だと思います。
この中に出てくる「鳥取民芸美術館の童子地蔵」ですが、この鳥取民芸美術館は宮崎翁に縁が深かったのではなかったかな?そしてわたし、手皮さんからこの絵ハガキを戴いたことがあったはず。
鳥取民芸美術館、いつか行く機会があるだろうか?
手皮さん、ありがとうございました。
『コーヒーカップの耳』 おもしろうてやがて哀しき喫茶店。