喫茶 輪

コーヒーカップの耳

「私のとらえた風景」展

2019-09-15 17:10:12 | アート・文化
伊丹市立図書館「ことば蔵」ギャラリーに行ってきました。


山田洋三先生と、その奥様の禮子さんとの二人展。
洋三先生は写真。奥様は刺繍。





受付にサギ草がありました。

さて写真。

これ、面白かったです。「早春の鏡写し」と題されてます。
しかしわたしは、手前に写っている幾何学模様に目が行きました。
なんでしょう?子どもが鉛筆でいたずらしたような、はたまたピカソの素描のような。
答は水に浮いている、あるいは突き出ている枯れた蓮の軸とのこと。


「雪上の松陰」。遠くに「幸せの鐘」があります。
何年か前にkoh、satoの一家と行きました。岡山県蒜山高原です。すでに懐かしい。


「豊かな実り」。初め、池に赤い花が浮いているのかと思っていました。
しかしこれは手前に咲いている彼岸花でした。


「故郷の城跡」。この石垣が荒々しくていいですねえ。石組には詩情があるように思います。山田先生の故郷丹波の城跡。



「水玉の踊り」。全ての実に水玉が下がっています。ちょっと不思議な感じ。
雨上がりのすぐあとだったそうです。

奥様の刺繍。



これは大変な力作です。
パッチワークと違って、一針、一針縫ってあります。
洋三先生の写真は、景色を見て、パチリと撮るだけ。
それに比べれば苦労があります。
と、洋三先生にケチをつけてはいけません。
写真はどれにも、はっきりとした動機があります。
意外性があったり、詩情があったり、どれも楽しめました。

会場で小南先生に会いました。
一昨年、武田尾の廃線跡ハイキングに山田先生ご夫婦とご一緒した人。
「山田先生」と言ってますが、元小学校校長先生。長男が一年生の時の担任でもあります。
そして、小南さんも山田先生の同僚。やはり最後は校長先生で退職。
楽しく交流させていただきました。




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