喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『新怪魚』№154

2024-10-31 15:07:39 | 

三田の詩人、今猿人さんからお贈りいただきました。

16ページと薄い冊子ですが、力量のある詩人が揃っておられて(7人)読みごたえがありました。

巻頭を飾る岡本光明さんの「死生(十)」です。

この発想に感心しました。《遺伝子に組み込まれたものは/取り外せないから/考えるだけ 無駄で》。この三行、「理屈」ではありますが、わたしには視点が新鮮でした。

発想の意外性といえばこの人、今猿人さん。

「最高の蛙」 最後の一行でちょっとずっこけそうになりましたが。

楽しませていただきました。今さんありがとうございます。

 

 
『完本・コーヒーカップの耳』面白うてやがて哀しき喫茶店。 今なら宮脇書店ダイエー西宮店(浜松原町)でお買い求めいただけます。ノンフィクションのコーナーに有ります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キャンサークリニック・2024... | トップ | 『KOBECCO』の「対角線」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

」カテゴリの最新記事