『ナックルな三人』(文藝春秋・ねじめ正一著)を読んでいる。
さすがに詩人のねじめさん、文章がよくこなれていて読みやすいです。
話の展開も軽やかで楽しく読めます。
「ナックル」という言葉が題にありますが、この本のことを知ったとき、?と思いました。
野球言葉としては知ってましたが、おそらくそれではないと想像していました。
ところが、表紙絵でわかるように正に野球だったのです。
わたしも昔、若い時には草野球のチームに所属して毎日曜日、練習だ、試合だと汗をかいたのでした。
時にはピッチャーもやりました。
わたし指が長いのでフォークボールが投げられました。
ナックルボールも時には試しましたが、あれはなかなかコントロールが難しくて、ちゃんとした試合では投げることはできませんでした。
この小説ですが、二人の中年男性と一人の中年女性が主要登場人物。
それぞれが、それぞれのかかわり方でナックルボールへの執着を持つ。
その中で微妙な心理が行き交い、そのあたり、著者のねじめさんが詩人であることと大いに関係あるでしょう。
読みどころでもあります。
まだ半分を少し過ぎたところ。あと読むのが楽しみです。
ねじめさんのものでは、昨年、印象的な本を読みました。
『むーさんの自転車』です。
あれは良かった。
今度の『ナックルな三人』はどうだろうか。
さすがに詩人のねじめさん、文章がよくこなれていて読みやすいです。
話の展開も軽やかで楽しく読めます。
「ナックル」という言葉が題にありますが、この本のことを知ったとき、?と思いました。
野球言葉としては知ってましたが、おそらくそれではないと想像していました。
ところが、表紙絵でわかるように正に野球だったのです。
わたしも昔、若い時には草野球のチームに所属して毎日曜日、練習だ、試合だと汗をかいたのでした。
時にはピッチャーもやりました。
わたし指が長いのでフォークボールが投げられました。
ナックルボールも時には試しましたが、あれはなかなかコントロールが難しくて、ちゃんとした試合では投げることはできませんでした。
この小説ですが、二人の中年男性と一人の中年女性が主要登場人物。
それぞれが、それぞれのかかわり方でナックルボールへの執着を持つ。
その中で微妙な心理が行き交い、そのあたり、著者のねじめさんが詩人であることと大いに関係あるでしょう。
読みどころでもあります。
まだ半分を少し過ぎたところ。あと読むのが楽しみです。
ねじめさんのものでは、昨年、印象的な本を読みました。
『むーさんの自転車』です。
あれは良かった。
今度の『ナックルな三人』はどうだろうか。