◎パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年 アメリカ 143分)
原題/Pirates of the Caribbean : The Curse of the Black Pearl
監督/ゴア・ヴァービンスキー 音楽/クラウス・バデルト ハンス・ジマー
出演/ジョニー・デップ オーランド・ブルーム キーラ・ナイトレイ ジェフリー・ラッシュ
◎カリブ海、ポートロイヤル
海賊物は、たいていあたらない。なんでかわからないけど、海ってのはなじみがあるようで意外にないものだ。
ぼくが生まれたのも田舎の港町だったけど、あんまり海には興味がなかった。とくに海賊っていうのはあんまり聞こえのいいものじゃなく、とくに日本の場合、水軍の別な呼び方だとわかっていても、興味を持つにはあまりに情報が少なすぎる。
それはいいとして、そんなあたらないといわれてた海賊映画が、おおあたりした。これまでのディズニー映画とはちょっと違って、なんていうんだろう、ともかく、一皮むけた感じがあった。くわえて、メイクもさる事ながら、何度観ても音楽は最高だ。クラウス・バデルトとハンス・長靴・ジマーには脱帽するしかない。
ジョニー・デップも、得体の知れない男って感じが濃厚で、それぞれが的を得たキャスティングだったんじゃないかしら。
CGもたいしたものだったし、やっぱり映画はキャラクターだよな~ってことをつくづくおもいしられたわ。