◇傷だらけの栄光(Somebody Up There Likes Me)
まあ『ロッキー』と『あしたのジョー』の原点ってことで。
ちなみにこの映画が公開されたのは1956年、日活で石原裕次郎の『勝利者』が公開されたのはその翌年の1957年。ほほお。くわえて『あしたのジョー』が始まったのは1967年。なるほど。丹下段平じゃなくて三橋達也が石原裕次郎に夢を託すっていう構図は、いったい誰の発想だったんだろう?
ロッキー・グラジアーノ(ロッコ・バルベラ)を演じたポール・ニューマンの相手役の白木葉子じゃなくてピア・アンジェリは綺麗で上品で、なるほど、このあたりも原点なのねって感じはあったかな。