Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都に棲む16.

2008年11月09日 | Kyoto city
 市内の各神社で、今年一年間の収穫に感謝する行事、お火焚祭が始まりだした。私が棲む町内会でも来週お火焚祭がある。お火焚祭では、風邪封じの焼きみかんや饅頭などを供え、子供たちに与えたりする。また 火を用いる鍛冶屋等では、ふいご祭りなどがで行われる。
 私の出身大学、筑波大学芸術専門学群でも、金工や陶芸の窯があるので、毎年この時期にふいご祭が行われる。学生の中から神様を仕立てあげ、学生やOBや先生らが大いに集い、飲み語らう行事であり、最近では、この日は工房全体がお祭り騒ぎである。一年の制作に対して火の神様に感謝というのが、趣旨だ。芸術系の大学ならば、よく行われている行事である。
 そういえば、私が今勤めている大学では芸術を冠しながら、ふいご祭がない。 それでは実につまらない大学だなと思う。窯がないのだろうか。窯がなくとも日頃世話になった工房に感謝する、というのは意味のあることである。

伏見稲荷、お火焚祭
Fuji FinepixS5pro,AF-S NikkorF3.5-5.6/16-85mmm
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする