八坂の塔シリーズのラストは、遠景観だろう。この写真は、高台寺の入り口付近で撮影したものだが、見る位置によってはランドマークが見え隠れするので、周囲の風景の中に呑み込まれそうでいて、凛と見えるときがある。或いは周囲の風景が、ランドマークをかわすように設えられている。このような見え方をするとき空間の奥行きというものを感じさせてくれる。
このように八坂の塔が親しまれている要素の一つには、街中で相対峙して見たり、隙見たり、見下ろしたり、見え隠れしたり、といった具合に、見る位置によって様々な見え方ができる、景観的な多様性がある。それは、風景を創ると同時に、人々を飽きさせないためのランドスケープデザインのポイントの一つである。
Fuji FinePixS5pro,DistagonF2.8/25mm
このように八坂の塔が親しまれている要素の一つには、街中で相対峙して見たり、隙見たり、見下ろしたり、見え隠れしたり、といった具合に、見る位置によって様々な見え方ができる、景観的な多様性がある。それは、風景を創ると同時に、人々を飽きさせないためのランドスケープデザインのポイントの一つである。
Fuji FinePixS5pro,DistagonF2.8/25mm