Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

京都に棲む23.

2008年11月16日 | Kyoto city
 昨日は法住寺のお火焚き(大護摩供)にでかけた。土曜日であり、狭い境内ではあるが蕎麦の屋台もあり賑わっていた。こちらは山伏修検道が登場する。最初に後白河法皇の法住寺陵(法住寺の隣・・・こんなところに天皇陵があったのには驚いた)に詣で、その後お題目、そして天狗や鬼が登場し、護摩木がくべられる、といった次第で、七五三も加わり、なかなか時間がかかるのだが、それはそれで盛りだくさんであり、狭い境内と相まって面白い風景だった。護摩焚きの煙に巻かれると幻想的な風景で、なかなかええではないか。
 それにしても、このところ不景気風強く、商売繁盛という願も、どこか空々しく感じる昨今である。それに人口減少に伴い、社会構造が着実に変わってきている。経営の成長路線は企業命題だが、そんなことがシナリオにしにくい時代になってきた。来年は厳しい年になるだろう。せめて神様にでもお願いするほかに道がないのが一般大衆である。
 このお火焚きの煙のように社会的には、暗雲立ちこめる先に太陽があることを信じたいですが・・・。

Fuji FinepixS5pro,AS-S Nikkor 16-85mm/F3.5-5.6D
コメント
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