Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

私の小さな旅81. 登山靴

2011年10月12日 | field work
 涸沢ヒュッテが近づいてくると、ナナカマドが色づきだしている。しかし葉の色があまりよくない。今年はいまいちの紅葉だろうか。
 話題は変わるが登山靴の底は厚いラバーで作られている。実はこのラバーが5年ぐらいで予期せず突然劣化するのである。それも山を歩いているとである。私の登山靴も5年ほど前下山時に劣化がわかり、そろそろと山を下り、一度張り替えたことがある。時折山小屋でも、そうした登山者に遭遇する。そんなときは応急修理の余地がなく、新しい登山靴に買い換える他ない。そんな人のために山小屋では、登山靴を売っている。
 今回、同僚の登山靴の皮の合わせ目が、 よくみると劣化というよりも 外れかけている。接着剤がきかなくなったような案配である。それも両足だ。そうなると、山小屋で修理する他ない。
 結局山小屋では、そんな登山者のために瞬間接着剤を売っており、普通の紐をくれる。こういう靴の事故は多いためか、手慣れたものである。そこで瞬間接着剤を塗り紐を巻いて一晩置いておいた。そしたら、翌日問題なく履いて下山することが出来たわけだ。なかなか今の瞬間接着剤は強力である。
 靴の具合が悪ければ、登山も下山も出来ない。それは一大事と入ってよい。靴の重要性をあらためて感じさせてくれた。

横尾-涸沢,2011年10月1日
OLYMPUS PEN E-P3,LEICA DG MACRO ELEMARIT45mm,f2.8.
ISO200,露出補正-1/3,f6.3,1/500,i-Finish
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