徳沢園まで降りてきた。ここまでくると文字通り高原の空気だ。いつもここで下山の時はお昼にする。選択肢はあまりなく、徳沢園のカレーライスですね。この辺りまで来るとオリンパスペンも肩からぶら下げっぱなしだ。植物などの接写や風景を撮りながら下る。そうでもしないと単調な高原の道なのである。
今回は、最初に淸水屋に泊まったので、もう帰るだけである。いままでならば、下山した後淸水屋で温泉につかり、フランス料理で山の疲れをとり、一泊するところだが、今回はバスの時間を見計らいながら帰途につく。
ところで昨日の大学では、学部の卒業論文の発表会が行われていた。今年は学生達の進歩が大変遅く、苦労させられた。文字通り午前はこれに付き合わされ。午後ようやく自分の原稿に着手できた。14本目の大学の紀要である。そんなわけで一体何文字キーをたたいたかと思うぐらいに手も少しだるい。文章を書くことが本職とはいまだに思っていないが、それでも随分書いてきたと思う。
さて私の旅シリーズも100回になったら終わりとしよう。
徳沢,2011年10月2日
OLYMPUS PEN E-P3,M.Zuiko Digital ED9-18mm.
ISO200,焦点距離18mm,露出補正-1/3,f8,1/160i-Finish