Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE512. 相倉集落

2012年11月08日 | field work
 荒れた天気の中、山の奥へ奥へと、シニア研究員の運転するレンタカーで、世界文化遺産である相倉集落へ出かけた。雨に煙る相倉集落は山奥の傾斜地に立地し、家々の間に畑などが混在して大変良い風景ではないか。
 合掌造りは、白川郷のそれに比べと一回り小さいが、それでも見応えある風景だ。築400年の家のお婆さんにつかまり、昔、京都に嫁いだ親戚があり、そこは三条の豆屋だった。その五色生豆なら、今も京都にありますよ、などと歓談していた。
 リーニュクレールのアートモードで撮影すると、わらぶき屋根が強調されていて少し漫画的だが、これはこれで面白いだろう。通常の撮影もしたが、天気も悪く今ひとつ見栄えが悪い。
 雨の時は、傘を差しながらであるから、ズームレンズをつけたボディ1台持つのが限界である。まあ OM-D のボディは防水仕様だしええか、と思いながら雨を気にすることなく容赦なく撮影できるところは大変助かる。フィールドでは必ず雨が降ると言ってよい。昔中国雲南省の山中でEOS3が、雨で動作が一時的におかしくなった経験があった。
 さて来週には、佐渡へ行きたいのだが、日本海の天気が今ひとつだ。気になるのは、機材ではなく船便である。欠航しなければよいが・・・。

相倉集落,2012年11月2日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離52mm,露出補正-0.3,f5.6,1/125,リーニュクレール
コメント
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