Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE509. 痛感

2012年11月05日 | field work
 日程を変更して富山県高岡市にやってきた。駅前に降り立ってまた唖然。タクシー乗り場があるがどこかちゃっちい。歩き回ると駅前では駅ビルの大がかりな新築工事をしているところだった。しかも周辺の商業ビルも建て替えのためすべてお店が撤去されている。当然カフェやコンビニもないという姿であり、今回は駅前に唖然とさせられる旅だ。
 早速宿探し、お目当てのビジネスホテルは満室、ようやく朝飯付き5000円という駅前のビジネスホテルにしけこんだ。ベッドの上から全てに手が届くというぐらいに狭い部屋だ。まあ、綺麗だからいいか。
 晴れていたかと思うと、突然激しい雨になるといった北陸地方固有の天気のようだ。風は大変冷たく、コートを着ていてよかった。この頃テレビのニュースでこの秋一番の冷え込みということを知る。そういうときに旅に出るという奇遇。
 夕方早速伝統的建造物群保存地区の視察に出かけた。雨の中傘を持ち、ワイドズームと望遠ズームのレンズを付けた2台の機材を同時に扱うのは、なかなか難儀だ。やはり雨の時は1台でよいと痛感する。
 2台持つというのは、なんでも来いという気分であるが、実際のフィールドでは、行動が制約されて撮影できるかというと無理であるといわざるを得ない。むしろ PENはOM-Dのスペアボディと考えた方が良い。通常PEN miniは、キャップレンズを付けてコートのポケットに入れておいたほうがよいのかもしれない。
 それにしてもPEN miniのISO感度が低すぎること、キャップレンズの画角が狭いこと。あとでしらべたら、初期設定のままで最高感度ISO1600迄となっていた。画角は、デジタル2倍モードにしてあった。デジタル2倍モードをマニュアルレンズのピント合わせモードと誤解していたわけだ。だから夕方から夜の撮影で随分ブレた画角の狭い画像となってしまったわけだ。
 PENは試写が必須であることを痛感した。そういでなくとも、多分どこかのボタンにふれたのだろうか、時折設定が変わってしまい慌てさせてくれることがある。

高岡市千本格子の街並み,2012年11月1日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO200,焦点距離15mm,露出補正-0.3,f5,1/125,リーニュクレール
コメント
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