Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE517. 雪囲い

2012年11月13日 | Kyoto city
 合掌造りの民家は、障子だけの建具で冬はどうするか、と言う答えがこれである。藁で雪囲いをするのである。これで室内は暖かいはずだ。まだ雪も降らないので半分ぐらいの雪囲いだ。冬が近づくと屋根まで藁が積まれ、完全に藁で覆われた民家になるはずである。長らく住みこなしてきた棲み手達の智恵だろう。
 さて菅沼も家に灯りが灯るぐらいに暗くなってきた。さて帰ろう。
 ところで、今日も佐渡の民宿に電話したが、今は天気は荒れていますという返事。なかなか宿根木に出かけられる天気ではない。天気が悪いと民宿の準備ができないのでお引き受けできないというつれない返事だ。天気が安定しないと泊めてくれなさそうだ。
 佐渡の帰りには、昔の高田の街でも見てこようか。雁木(もちろん現代の仕様なのだけど)だけでも14 kmあるという。PENを道連れにした一人旅の気楽さであるが、日本海の天気だけは荒れている。予報では曇りそして雪である。

菅沼集落,2012年11月2日
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG14-150mm.F4.0-5.6,
ISO2500,焦点距離18mm,露出補正-0.3,f4.2,1/60,リーニュクレール
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