これ位の画像になると、もとのネガからプリントすれば大きく引き延ばして額縁に入れて部屋に飾っておくのがよいかも。アチャー!、もとのネガは捨ててしまったけど。きっと空のトーンなんか綺麗に出ていたはず。
つまりよい光が絶対条件になる。そうでないときは撮らない。それぐらいメリハリのあるとらえ方が必要になり、機材の高性能を振り回して何でもいつでも撮ればよいというものではない。せめて太陽のない夜なんか撮ってももしょうがないでしょう。夜は生活を楽しめ、癒やせの時間だよ。
面積で比較するとフルサイズに対して二眼レフは約4.3倍の面積があります。だからフルサイズ36×24mmでEOSクラスで2000万画素とするれば、6×6cmはその4.3倍、つまり解像度8,600万画素という値になります。今そんな超高画質デジカメはコンシューマ向けでもプロユースでもありませんが、二眼レフの6×6ネガがいかに高画質かということです。
撮された画像は見応えのあるアートです。だからそれなりの額装もあったほうがよい。そんなわけで手間はかかりますが撮された画像は圧倒的に美しいと私は思います。
あとはプロラボ探し。東京銀座なら写真弘社があります。大都市部にある堀内カラーでもよいでしょう。フィルム現像したときに同時に高解像度でデジタルデュープ化(解像度をあげると高いですけど)を依頼する方法もあります。この画像は、私がE-M1mk2で自前でデジタル・デュープをしたものです。
懸念材料は修理専門の関東カメラサービスが閉店、もう一つネガを保存するデザインのよいネガファィルがなかなかないということ。だけどこれだけ高性能でシンプルな構造でしょう。使いみちはあると思われます。二眼レフは、なんといったって持っていて格好がよいですから。
さて京都市内の桜は満開です。満開ラインは、このまま北へ駆け上がってゆくのでしょう。まあ都心部の桜の見頃は今週末まででしょう。来週はもう散っていると思われます。今年は桜がピンクのつぼみを付けたと思ったら一気に開花ですから開花が早いようです。
1995年筑波市春日、ROLLEIFLEX,Zeiss Opton Tessar1:3.5 f=75mm,プラスX