Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak157. ニコンアニバーサリー

2018年03月03日 | field work

 ニコンアニバーサリー100周年に合わせたわけではないけど、NikonFで撮影した画像のブログが続いている。研究のプロとしては、時間が経過してもきちんと画像が資料としてkeepされているのが必須の条件。さらにいえばこの機材で面白い画像が撮れた試しがない。それは研究機材という認識があるからだろう。

 街の空気をスナップしたいと思えば、私の経験ではLeitzやオリンパスの方がはるかに意図通りの空気感ある画像がとれる。多分小さいし目立たないからだろう。それにleitzのレンズは、空気を感じさせてくれる写り方をしてくれる。そう考えると、撮影機材はLeitz位の大きさがMaxではなかろうか。それより大きいというのは煩わしい。そんな理由もあって私はニコンDfなんか大学へ置きざりにしてきたけど。

 だから早く小さなフルサイズ・ミラーレスのNikonを出して欲しいわけ。オリンピック前に出すのでは、ニッコールレンズのシステムが違うのだから遅すぎる。横浜のCP+2018のイベントでは話題すらなかった。

 最近のニコンの一眼レフはデザインが悪いです。D3だかD4だかD5だのみんなデザインが一緒だし、やはりこちらは、なるほどと納得できるデザインが欲しい。でっ、CanonがどんなもんかとAPSサイズのミラーレスを出したのだけど、アチャー、デザインがやっつけ仕事。初代EOS Kissが登場したときは、なるほどこういうデザインもあったのかと納得もし、フォトグラファー達も大いに使用し世界的ヒット商品となったことを思い出すと、様子見のCanonはこけたですね。これじゃSONYを追い越せない。

 やはり裏面照射型COMOSは大変画像の抜けが良いし、オートフォーカスは位相差検出方式(同じ方式をオリンパスE-M1MK2が採用してますけど)、4K以上の動画は必須の条件だし、当然スマホとの無線LANを介してボディの操作ができ、そして品が良く小さいこと。当然レンズは、これまでのニッコールレンズシステムでは大きすぎるので新開発ですね。1億5千万本のニッコールレンズは、パナソニックやオリンパスがそうだったようにお終いです。結局はマイクロフォーサーズでは小さいレンズが主流になってきましたから。多くのニコンユーザーが泣くでしょうけど、アダプターさえ出しておけば、それでいいんではないですか。

 そんなふうにニコンアニバーサリーにかこつけて、こんなのが欲しいというイメージを膨らませていた。実をいうとNikonF3みたいなデザインの完成度がものすごく高く品のあるフルサイズ・ミラーレス一眼レフシステムが欲しいのだけど。F3はジョルジェット・ジュージアーロのデザインだったよね。そんなのいつ登場するんだろうか。

 

1983年長野県菅平

NikonF,NikkorHAuto28mm/F3.5,コダカラー

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする