Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak159. 日常の風景

2018年03月13日 | Tsukuba

 このブログの画像は、可能な限り直近画像をアップさせているのだが、先日10ヶ月分の画像を誤って消去してしまった。画像から受けるインパクトをヒントに原稿文を書いているから、なんかしら記憶にある画像でつなげよう。目下仕事の合間にネガフィルムのデジタル・デュープ作業を継続しているので、これを使おうか。

 私が住んだあるいは関わり記憶が濃厚な都市は、東京、筑波、横浜、名古屋、京都、沖縄である。そんなネガフィルムの中で、筑波をとりあげよう。私が初めて訪れた筑波大学は雑木林の中にポツネンと槇文彦さん設計の校舎が建っているだけだった。それから一気に開発が進みいまはつくば市となり鉄道も走り東京の郊外都市である。そんな筑波の記憶を掘り起こしてみようか。

 筑波大学には、間をあけて都合3回通った。学部、大学院修士課程、博士論文執筆のための研究生とである。この画像は、大学院修士課程の時に自転車で大学の郊外へ赴いたころであろう。何かの課題のロケだったか、あるいは気まぐれに走っていたかは覚えていない。だがそうした徘徊の中で結構良い風景に出会っていた。問題は記録していたかだが僅かに記録したネガから掘り起こしてみよう。

 こうした風景は、日本のどこにでもある風景なのだが、そんな田舎の風景を一つぐらい自分の人生の中で記憶に持っているというのも幸せかもしれない。それは旅のように通り過ぎて忘れ去られる一過性の風景ではなく、ふるさとのようなメンタルなモノでも無く、それでいてなんらかの関わりをその土地と持ちながら何回も見た日常の風景だからだ。そんなふうに、ある時期に仕事場が田舎だったという経験をする人は結構多いと思われる。

 そこが少し変わった経験でありなポイントでもある。ネガのデジタルデュープをしていなかったら埋没していた画像である。

 さて、あら!、SONYα6000が買えてしまった。コンデジ並の39,000円ぐらいだった。あわててLeitz用のマウントアダプターを追加する始末。PEN Fも大変欲しいデザインだけど、それよりは半分以下の価格で性能はPEN Fよりは上。つまりコストパフォーマンスが高い機材だ。撮影素子の大きいAPSサイズのマイクロフォーサーズだし、連写11枚/秒、複数の人に同時にピントを合わせるなんざー位相差検出方式のAFでないとスムーズにはゆかないでしょう。まあこれでニコンのフルサイズ・マイクロフォーサーズがでるまで耐えしのげる。いや、そんなのださなくてもよいと思う場合もあるかな・・・。

  そんなことを確定申告の合間にしていたわけだ。そんな道楽がないと、こんな書類作成は意欲がわかない。おや、一寸だけだがα6000を買ってもおつりが少し来る程度の還付申告でニヤリ。うちは、こういうところで幸せ感を感じる庶民ですね。還付申告でSONYα。これは嬉しい日常の風景でした。

 

茨城県新治郡筑波町

NikonF,Auto Nikkor-P105mm/F2.5,コダカラー

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする