Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ZEISSの空気1. クレイジーな機材

2018年03月24日 | Photographic Equipment

 やはりα6000にはツァイスか・・・。でっ、Vario-Tessar E 4/16-70ZA OSSというツァイスのレンズが届いた。本来ならば手元にレンズが揃っているPEN Fの方が合理的システムだし、Vario-Tessarという名前がすきになれませんけど、まあ先端技術の恩恵にひたりたいという意識もあってα6000を使ってみようか。ボディが安かったしというのがことのはじまりだけど。

 届いたレンズをα6000につけてみると意外に軽く(軽すぎるぐらい)散歩に持ち出すのによさげた。少しテスト撮影すると、シャープの設定が異常なまでに強いこと。それはニッコールレンズのバキンとしたシャープさとは異なり、SONYブログラムで強引にシャープにしたかのようだ。何しろライツの癖玉ズミクロン35mmの古色蒼然とした色を飛ばしてしまうぐらいだから、どこか強烈で傲慢なSONYプログラマーに従属させられる気分にしてくれる。結果としてパッとみはよく素人受けする画像だが、しばらく撮影すると飽きる画像でもありそうだ。だから初見ではクレイジーな機材だと書いておこうか。さて少しクレイジーにつきあって使い込んでみようか・・・。

 カールツァイスは、かって京セラがコンタックス・ブランドを販売していたから京都人にはなじみやすい。個人的には、かってのコンタックス・プラナーが素晴らしい発色をしてくれた経験があり、これで本を作るときに随分撮影したが、その後デジタルの世界から撤退した。今はSONYが再来してきたので、再びツァイスの色を楽しみたいところだが、さてどうかなと半信半疑!?。クレイジー機材が、そんな期待に応えるとも限らないが、カールツァイスの空気を感じたいという思い入れを込めてタイトル見出しも新しくした。つまりα6000をテーマにしたり、これで撮影したというのが定義で、ときにはツァイス以外にライツで撮ったりもするけど。

 さてツァイスで雨の高台寺の庭などを試し撮りをしようと考えていたのにさ・・・足指骨折で出かけられませんわ。

 

OLYMPUS OM-D E-M1Mark2,LEICA DG MACRO-ELMARIT45mm,f2.8

ISO6400,露出補正-0.3,f/8,1/40

コメント
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