翠は日勤だから、アチキが起きた時には、既に出かけていた。
朝食後デスクワーク。何をしているかというと、小樽で沖縄の城の建築復元をしている。全く雪国とは無関係なところがアチキ流なのだけど、それでもアチキの中では繋がっている。それに会議は、Zoomだから出かける必要がないし意外に便利だ。
公立図書館にゆけば、沖縄の資料は1週間もあれば小樽に届くから、どこで仕事をしてもよい。そんな文献を取り寄せる仕組みは、インターネットができる前からおこなわれていた。
政府が10万円あげるからステイホームしていろという経験は、アチキの人生でも初めての事だ。ならばステイホームで翆と濃密なコミュニケーションとセックス三昧だ。アチキは、神様がタップリと時間を与えてくださったと解釈している。デスクの上には、Macが正面に鎮座し、沖縄の資料に混じって感染症の本がある。
さて、遅い昼飯はミレーか。
小樽にいるといつまで続くかわからないが、いまは平穏な時間が過ぎてゆく。
・・・
夕方、翆が帰ってきた。
いつものように神佛湯の家族風呂だ。
翆と石けんまみれの身体をこすり合っていると、やはり燃えてくる。
翆「う・し・ろ・か・ら」と翆が耳元でささやく。
翆が肘で身体支えながらお尻を上に突きあげた四つんばいになった。翆の身体にイチブツをいれてゆく。
手を回しておさねを撫でてゆくと、翆があえぎだした。
翆「うっ・・・、うっ、うっ、うっ・・・・」次第に腰が上下とも前後ともいえない動きに変わってゆく。
翆の骨盤を抱えてパンパンパンと腰を打ち付けると、翆の肘が崩れて頭で身体を支えている。
翆「あっ、いゃーーん、燃えちゃう・・・・」
後ろから入れている姿が浴室の鏡に写っている。
翆「あっあー、いやらしい、かっこうがいい・・・」
腰の動きが激しくなってくる。翆があえぎだし、膣が収縮をはじめた。
翆「はっ、はぁっ、はぁっ・・・・あっーーっ、」
翆が骨盤を後ろに力強く押しつけてきた。それにもめげず押し続けると、2つの腰がピタリと張り付いたようにうごめいている。
翆「いっちゃいそう・・・いって・・いって・・・」
膣の収縮が激しくなりイチブツが吸い込まれそうになるころ、翆の子宮口に向けて射精した。
翆「あっ、あっ、ああああああーーーーーーー」
翆が体全体を痙攣させて精子を吸い込んでゆく。
膣が大きく呼吸をしているように収縮を繰り返している。
・・・
翆「いっちゃった、後ろって感じるんだよね・・・」そういって涙目で苦笑いしていた。
そのまま翆を抱えて湯船でつかって暖まっていた。
そろそろ1時間が経つかな。
・・・
外へでると満点とはゆかないが、星空の小樽の夜だった。
小樽市花園
NIKON Df、AF-S NIKKOR28-300mm3.5-5.6G
1)ISO400、焦点距離52mm、露出補正0、f/11、1/640
2)ISO400、焦点距離28mm、露出補正0、f/11、1/640
3)3DCG