夜の帳のなか、翆は夜勤で出勤してゆく。
ナースの夜勤の相手はいつも違う。今日のお相手は夏月さん。夏月さんは病院のなかでも一番背が高い。それに合わせて大柄なキャラクターだから、万事やることが豪快だ。この病院の看護師は、そんな大柄なのが多い。
休息時間に・・・
翆「夏月さんの彼氏ってどんな人?」
夏月「うちの、彼氏、技術屋・・・、うっ、ふっ、ふっ、なんか恥ずかしいな」、そういって大きな身体が小さくなって照れている。
翆「あら、そんなこというと、余計に聞きたくなるじゃん」
夏月「まあ、なんか可愛いって感じの・・・」
翆「イケメンなの?」
夏月「そこまでいかないかなぁー、まあ繊細というか、特にアレがね(笑)」
翆「それって、陰茎が小さいこと?」
夏月「まあ、伸びればそこそこあるけど、でも普段は赤ちゃんのおちんちんみたいに小さくて可愛いの」
翆「大柄な夏月さんに赤ちゃんのようなおちんちんなの!?」
翆「彼氏の身長は?」
夏月「えっと、150センチ位」
翆「目が点になりそう、・・・夏月さんが180cm以上あるから、ノミのカップル?」
夏月「バレちゃった、でっ、彼氏はもいつも数式の計算に夢中なの。それで私がしたくなったら後ろから抱きかかえてカバッとデスクから引っぱがすわけ。『あっ、よせ、今計算中・・・』なんてわめくけど、こっちは知るか!、だよ。それで抱きかかえながらパンツを下ろして、内ももを撫でると睾丸が動くのよね。挙睾筋反射というやつ。そうすると彼も観念して勃起しだすの。つまり彼の仕事の邪魔をいつもしているわけ(笑)。それでベッドにゆくでしょ。でっ私が燃えて痙攣するじゃない。そしたら彼を振り落としたこともあるわけ(笑)、だからねぇー、赤ちゃんのように可愛いんだ・・・」
翆「夏月はレスリングしているから、力あるもんねぇー」
夏月「あら、ナースコールだ」・・・
・・・
朝、翆が帰ってきた。ブリの煮物に、納豆に、味噌汁に、暖かいご飯。夏月さんの話を聞きながら、もちろん激しいセックスをして熟睡してしまった。
外は明るい・・・。
小樽市天狗山
SONYα6600、SEL3.5-5.6/18-135mm
1)ISO640,焦点距離135mm,露出補正-0.3,f/9,1/20
2)ISO6400,焦点距離24mm,露出補正0,f/5.6,1/8