Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fisheye30. 負の意識

2020年07月01日 | diving

 

  6月23日から30日まで那覇、石垣島と回って帰ってきた。

 何よりも目下の仕事のために沖縄の資料を集めないと仕事が全く先に進まないとする事情があった。そして5ヶ月ぶりのダイビングも合わせて。

 沖縄は既に夏の陽射しであり、陰湿に湿度が高く暑い日、そして激しい雨の繰り返しが続く。まだ人出がそう多くないこの時期に思い切って出かけてしまおうと決断した。

 新型コロナ事情で、飛行機やリムジンバスは正規ダイヤの1/3以下に減らされている。まだ本格的な観光地の始動には早い。それでよいのである。

 あろうことか少し画像をストックしたかったので石垣島ツアーに申し込んでいた。ならばゆくか。そんなことをして気づいたのだが、みんな心の隅に新型コロナへの負の意識を感じているかのようだ。

 例えば、俺はまだ感染が納まらない東京だからホテルは個室にしようとか、俺は糸満で飲食業に燃えているが、そんな話をすると回りから警戒されるから顔を背けていようとか、俺は国家公務員だから感染したら国で面倒見てもらう割り切り型だったりと、感染を意識した人それぞれの対応をしつつの負の意識である。

 そんな風に感染させまいと、それぞれなりに努力している。

 そういう私は、沖縄の強力なエアコンの冷気を顔に浴びたまま寝てしまったので、翌日朝から、鼻は詰まり、喉は痛く、耳が聞こえにくい上に、咳が出る。しかも微熱が・・・37.1度、エアコンが躯にきつく感じる。

 こういう症状の時は、昔からよく患った扁桃腺炎の前兆だ。そのまま放置すれば夜には39度の高熱がでて、医者に駆け込み抗生物質を処方してもらう必要がある。

 そんな状態だからコロナの嫌疑をかけられてもおかしくない。石垣島から戻るとき空港の体温検査もパスしたので、ツアー解散後、松山のふく薬局に走り薬を店長に物色してもらった。

店長は、いくつか探して「イブプロフェンなら喉の痛みに効くし、解熱作用もあるから他の薬はいらないでしょう」

 そして店長の見繕ってくれた薬が効いたのである。夜半に汗をかき平熱に戻り、喉の痛みも治まり、翌日には県立図書館で終日資料を探していられた。発熱する寸前で扁桃腺炎を回避できた。これが発熱すると、もろコロナの嫌疑をかけられ、負の意識が一気に炎上するのだろうか・・・。

 今年の夏は、そんな負の意識を抱えながら、Go toキャンペーンにのってみんな旅行に行くわけだ。そんなのは気分が今ひとつだなあと思われるが・・・。

 さて、ダイビング画像も整理できたら、すごしずつアップさせてゆこう。

 

沖縄県慶良間諸島、儀志布島サンドトライアングル

GoPro7、INON水中セミフィッシュアイコンバージョンレンズ UFL-G140 SD

ISO236,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

ISO590,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/936

ISO154,焦点距離3mm,露出補正0,f/2.8,1/962

 

コメント
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