今週も、札幌市内で小さな広告代理店を経営しているベーヤンから昼飯のお誘いがくる。因みにベーヤンは、広告業界で異色の工学系の出身だから、万事構造と数字で物事をみるのが得意。
ベーヤンの土日は家庭サービスがあるからお誘いは平日に限られる。つまり平日に30代のキャリアーウーマン達と情事を毎週重ねているわけだ・・・。
ベーヤン「うん、夕べもね。キャリアウーマンだって欲求不満になるじゃない。そうするとホストクラブ通いになるわけ。だけど昨今ホストクラブは、コロナウィルスのクラスターになっているところがあるから、彼女達もゆけないわけ。それで俺が毎週捕まるわけ。俺だと、全部費用は俺持ちで安上がりだし、それに安心だし、一石二鳥だというので飛びついてくるキャリアウーマンが多いわけ。俺みたいに小さな会社の経営者だと彼女達の狙い目ね」
それでキャリアウーマン達にご奉仕申し上げているわけ・・。
ベーヤン「キャリアウーマンって貞操観念がないから欲望を処理できれば、あとは人並以上の見識さえあれば誰でも好いみただね。それで朝になると仕事ってんで会社に向かうわけよ。会社のロッカーに着替えがおいてあるから、社員が出社する前に着替えるわけ。キャリアが早朝から会社にいることには誰も疑問を感じないからね」
そんなに仕事に打ち込んで、将来役員になるんだろうか・・・。
ベーヤン「役員になれるのは、数パーセントもいないよ。それに企業によっては学閥があるからね。だからキャリアウーマンは使い捨ての駒の一つに過ぎないさ。知らぬは本人ばかり。俺もそんなこといわないけれど、外から企業をみているから、企業の内懐が、よく見えるんだ・・・」
それでまた中出し、したとふざけたんだろう?。
ベーヤン「だってさあ、女がやりたくなる頃って排卵日のあたりが一番多いんだよ。だからゴム付けろってうるさいけど、燃え上がってしまえばどうでもよくなるじゃん。昨日なんか、あら、ゴム切れていたなんていったら、真っ青な顔をしてさ・・・、笑っちゃうよ。でっ、面白いから、嘘だよとはいわずに放っておいた。少しは、おごった食事代分ぐらいは、リスクしょえよなぁと思うね」
キャリアってぐらいだから一応高学歴だよね。
ベーヤン「大体は海外の大学院で修士の学位ぐらいは、とってくる」
修士たってさあ、最初の1年目は授業単位で受講料払って、のこり1年で論文を書くから放し飼い。それで、審査で少し厳しいこといわれて修士の学位を取得するわけだから、大学卒に毛が生えた程度。だって審査付論文なんか全然書かないから、アカデミック・キャリアはゼロだよね。
ベーヤン「彼女達は、アメリカの文科系大学に欺されていると思うな。あのさあ文科系の女達って、どこかヒステリックなところがあるのよ。今時文科系なんかなんの役にも立たないけど、それを認めさせようとする焦りかな!」
やはりキャリアを目指すなら工学系の博士ね。博士の学位を取ってから全てが始まるといったらよいか。そんなの海外へわざわざ行かなくてもできるけどさ。博士課程になると、文科系は博士の学位なんかめったに出さないのよ。だからみんな理工系を目指すわけね。
ベーヤン「それでも、彼女達にとっては、役員に向かう道筋にいると思ってんだろうな。専門能力といったって経営とか資産運用とか保険ぐらいの知識だろ。そんなアメリカ仕込みの文科系キャリアなんて本の表紙が違うだけだからさ・・」
アメリカの大学って、そのあたりの商売が旨いのよ。それで女達はコロッとだまされて留学するわけね。有能な人材だったら海外へ行かなくても優秀だよ。いまじゃ、そんな小細工は、大手企業では通用しないから、観光業とか広告代理店とかの就職が多いかな・・・。あっ、それでベーヤンは、キャリアウーマンを捕まえやすいわけだ・・。
ベーヤン「キャリアウーマンは、アメリカの大学に欺され、日本の企業に欺され、使い捨ての高学歴者よ。わては、そんな彼女達を乗り逃げするわけさ(笑)」
ゴム切れてた!!・・といって脅しつつね。
ベーヤン「ナンパ打率高いよぉーー・・・」
(大笑)
そうそう!、ベーヤンには後日談がある。先日のキャリア主婦との排卵日ナマだし情事ね。
ベーヤン「俺とやった日に、旦那を誘ったんだって。旦那は公務員らしく地味な性格だって。それで面倒くさがってしないのよ。それで彼女も焦って翌日、翌々日と、もう抱いて抱いてとはしゃいで、ようやく旦那とやって愛でたし愛でたしなのよ。排卵日は通り過ぎているから、まあ旦那とのセックスは形式なんだけど、やっといてよかったって」
つまりベーヤンの種で既に妊娠していたわけだ。
ベーヤン「キャリアウーマンは、生理が来ないといってたから俺の種で妊娠したですね。血液型が旦那と一緒だから遺伝子を調べない限りわからない。女の優性本能かな。地味な公務員の種はいらないってさ。時折平凡な公務員の子供から、突然芸能人が出てくる突然変異ってあるじゃないですか。それって実は突然変異ではなく、実は種が旦那のではなく、別のオトコの種という場合もあるらしいよ。そういうところに女の優性本能が働くみたいです。多いんだって、女の優性本能が働くケースが・・・」
そう言い残して、ベーヤンは、札幌行きの列車で帰っていった。
小樽市函館本線
SONYα6600、E18-135mm/F3.5-5.6OSS
ISO100,焦点距離18mm,露出補正-0.7,f/5.6,1/250