Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング265. 小説:小樽の翆196. 女達の時間

2020年10月07日 | Sensual novel

 

 カフェテラスからホテルの客室へ廊下は続いている。

・・・

累「やっと二人っきりになれたね。女の唇ってなんでこんなに柔らかくて心地よいのかしら」

そういって唇や舌や指、ときには睫毛をつかって二人の身体を撫で上げ、撫で下ろしていた。

累「優子さんのこの胸の感触が好き・・・」

乳房と乳房がこすれあい、肋骨の上を唇がゆきかい、頸動脈の上を優子さんの歯がすべってゆく。

優子「このままかみきってしまいたい!」

累「いいよ、かみ切って(笑)」

優子さんの歯がそこを甘噛みしている。

やがて累さんの子宮の上をそおっとさすっている。

優子「ここにいるんだ。私達の愛するジュニアが!」

累「私達の欲しいものが手に入ったね。男の人のペニスは精子をだすだけの機械だから、うまくやったと思うよ」

 そのまま優子さんの手は、累さんの腿を丹念になであげ、ショーツをずらして、足の付け根からクリトリスの回りにうつっていった。皮の周囲を丹念に優子さんの指が何回も通過する。やがて指先がクリトリスと肛門のラインを柔らかく往復している。

累「以前、肛門に入れてくれたこともあったね」

優子「あの頃私達の好奇心が盛んだった頃よね、それで煙草に火をつけて吸い口を累の肛門にさしたことは覚えている。『火がついているのよ、動くと危ないわ』っていって。煙草がドンドン短くなっていって、累の肛門に次第に火が近づいてゆくのね。ドキドキしちゃった」

累「だんだん肛門が熱を感じてきて焼け潰れるんじゃないかと思った。そしたら飲み残した珈琲をひっかけてくれたのよね。私の性器が珈琲味になっちゃった(笑)」

優子「いまはジュニアができたから、ダメよ、そんなリクエスト出さないでね」

累「だしてみたい!!」

優子「それは、またね」

 そういって優子さんが上から被さってきて累さんの膣に指をいれて柔らかく揉みしだいた。やがて優子さんの舌が累さんの膣の入り口から少し入ってきた。舌先が膣の内壁を撫でている。累さんの指が優子さんのクリトリスをゆっくりと何回もさすって、二人の快感の塊が大きくなり次第に身体全体に広がっていった。

・・・

優子「男の人は勃起させて、射精させて、萎んで、それでお終いだから、つまんないわ。いつまでもこうして累とずっと燃えていたいわ」

そんな愛撫を何回も続け、そして何回も二人で絶頂をむかえた。

・・・

優子「新しい家に移ったら二人で子育てだね。小樽においでよ」

コメント
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