毎日、小樽公園から海の絵を描いている。毎日色が違うので、アチキは同じ風景でも飽きない。それに、この時間帯は小春が下校途中に立ち寄る。今日も、やってきた。
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小春の聞き耳
小春「おじさん、また聞いちゃったぁー」
「また、寝たふりして聞いていたんだ」
小春「そうなの。夜ねぇー美希姉ちゃんと明菜姉ちゃんが話しているところを。優子さんがお店が終わったらおいでよと美希姉ちゃんにいったので、美容室で髪をカットしてもらったお話」
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美希「優子さんに髪をカットしてもらうと、ゾクゾクするのよ。あの人髪を触りながら、とても優しく肌を触ってスキンシップだもん、すごく感じちゃう。なんかさぁー、新しい獲物が来たって感じで見られているみたい」
明菜「そうそう、私もゾクゾクした」
美希「そこでぇー、多分この人なら何でも話せそうと思ったの。優子さんにオトコの人のことで質問していい?、ていったの。だって一太郎兄ちゃんの奥さんだしさ、思い切って尋ねたの。そしたら優子さんが『あら、彼氏がいるんだぁー!、それでぇー・・・』だって」
明菜「話しやすい空気があるよね、なんか全部はき出したくなる感じ」
美希「どうしてオトコの人が長持ちするか?、尋ねたの、そしたら優子さんは、『精子をつくる睾丸からのパイプが身体の奥の膀胱の裏の精嚢に回っているの。精嚢は、作られた精子を貯めるところね。そこからペニスのパイプにドットでるから長くもたせたかったら、出そうになったときにペニスのパイプの根元を強く締めるしかないよね。スクイーズ法というのね』と解説してくれたの」
明菜「へぇーー。私まだ初体験が終わったばかりだから実感わかないなぁ。お姉ちゃん10人だもんね」
美希「それで優子さんに『手でおもいっきりおちんちんを握って締めたことあるけど、なんか旨くゆかなかったよん』といったの。そしたら優子さんが『チャンと、パイプの所だけを指の先で押さえこむように締めないとだめよ。あれを全部握っちゃったらオトコの人は痛がるだけよ』だって」
明菜「そうなんだぁー」
美希「それでね、もう一つ尋ねたの。なんでオトコの人って出したらチャージが遅いの?。そうしたら優子さんは『オトコの人ってそういう体質なのよ。それは諦めるしかないわね。だから出ちゃったあとも、やさしく続きをしてほしいっていわなきゃ』だって」
明菜「ふうーーん、そうなんだぁ、チャージが遅いんだ。それでお姉ちゃん、今度試してみるんだ(笑)」
美希「優子さんってレズの気配があるんじゃない、なんか魅力感じちゃう」
明菜「わたしも、そう思う」
ウッキャキャーーー
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小春「そんなお話だったの。私、わからないことが沢山ある。ゾクゾクするとか、長持ちとか、チャージが遅いとか・・・。だから聞いたとおりに叔父ちゃんにお話ししたよ」
「そういうことは、小春が大きくなって、恋人ができてからわかるんじゃないですかぁー」
小春「そうすると美希姉ちゃんみたいに小春もヤリマンするの?」
「そっ!、そっ!、そうは、いってないですけど・・・・」
小春「じゃあ、どうすればいいの?」
「どう?、といわれても、つまり早く成長しろってことですよ!!」
小春「叔父ちゃん、またはぐらかしてない?」
「いま知らなくても、小春には問題ないしさ・・・」
小春「それって、小春を馬鹿にしてない?。そうだ!、小春も彼氏つくってセックスしてみようかな?」
「はぁーー!、もう俺は知らねえーよ・・・」
そういって、ご飯の支度があるので小春は帰っていった。いろんなことを尋ねるということは、関心以上のものがあるんだろう。まだ小学生だけどなぁー・・・。そりゃ、ちと無理でしょう・・・。
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小樽は、秋の空だ。山をみると色づいているところもある。
もう、秋かぁー。