ホテルを出て優子さんと累さんは札幌駅の方へ歩いて行った。街路はそんな他人の話に聞き耳をたてることもなく、黙々と急ぎ足で通り過ぎるので、意外に極秘裏の話をしやすいところだ。
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累「男の人って勘違いして生きているよね」
優子「俺のペニスで、毎晩お前を喜ばせているじゃないか、それで満足しろ!、みたいな・・」
累「そうよね、だって、勃起、射精、萎んで、終わりだもん。一回出したら、すぐにチャージできないでしょう。オンナの膣液と同じぐらいの量の精子だしたぐらいで、いばらないでよといいたいね。優子の旦那はどお?」
優子「旦那は、もう車のメカニックに没頭しているよ。それ自体オンナとしては、真面目に仕事をしているんだと安心するけど、時々私を忘れちゃうのよ。だから私から誘うのね。年下の旦那だし、子供みたいなところがあるかな。だからねぇー、お尻に力を入れて私がいいというまで我慢しててねと射精を遅くする訓練をしているの。鍛えなきゃ・・です」
累「オンナは、燃え上がる時間も、燃え尽きる時間も、炭火のようにゆっくりなのよねぇー。もっとずーっと長く燃えていたし・・・、それって解決できない事なのねぇー」
優子「あのねえ、子供をいつもお腹の中に入れておくと子宮も安心するみたい。だって旦那の所は7人兄姉よ」
累「いまは少子化だから、オンナが身体をもてあます時代なんだね。もてあましてますぅーって顔をしてたら、オトコの人は集まるけど1回だして終わりでしょう。それって白けるよね。あと数回はいって欲しいのだけど。オンナは1日中快感のなかにいたいのにさ・・・」
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優子「これからクロッキー教室のモデルなんだ」
累「今日はサイドビジネスの日ね、モデルをしているときに何を考えているの?」
優子「もちろん、累との時間よ。でも考えすぎると股間が濡れてくるじゃない。そこが悩ましいところね(笑)」
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そういって優子さんは、夜のクロッキー教室のモデルででかけた。
「はい15分、15分で2セット、7分、7分、6分で2セット、あとは5分で4回ですぅー」
ハイハイ、じゃあ脱ぐか・・・。
先ほどまで累と戯れて美のエキスをすいこんだかのようなボディは薄桃色に輝いている。
おおっ!、綺麗、と小さなため息が漏れる。