Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

ドローイング278. 小説:小樽の翆209.  高校生のオーラ

2020年10月20日 | Sensual novel

 

 時々、いつものチクコウのファーストフードで、海のスケッチを描いている。ここにいれば、アイツが来るだろう。予測することもなくやってきた。

 あら!、オジサン絵を描きながイビキをかいて寝ている。

へぇーーっ、海が好きなんだ。

・・・

彼氏「あの、あのぉーー、快感を覚えちゃうと毎日勃起してます。教室で美希さんをの足をみるとボッ、お尻をみるとボッ、運動しているとボッ、思い出してボッ・・、なんです。今日もお堂へゆこうよ!」

美希「もう、お前はアートの気分がないねぇー。それは、あそこのお堂の金精様の御利益じゃないかい。そうでなきゃ、たたりか・・・」

彼氏「美希さんは、燃えないんですか?」

美希「あたし!?、24時間、燃えているよ!!」

彼氏「えっ!、そんなに?」

美希「オトコの人って勝手だよねぇー、私の足見たら、運動していて、思い出して、興奮するんでしょ、見なきゃ興奮しないんだ」

彼氏「×△ー×○ーーー・・・、あそこ撫でていい?」

美希「金精様のところまで我慢できないんだぁー、いいよ、もっとくっついて、ミニスカートの下に手をいれてぇー・・・

彼氏「なんか、気持ちよくて出ちゃいそうです・・・」

美希「こんなところで出さないでよ、恥ずかしいから・・・。あーーっあ、オトコって不便な生き物だなぁー、出したら終わりでしょ。女は一日中燃えていたいのにさ。あたし、レズになろうかな?」

彼氏「えっ、レズビアン?

美希「そうよ、あのねぇー、レズの人って1日中セックスするらしいよ」

彼氏「どうやって?」

美希さんがスマホで彼氏に画面を見せながら・・・。

美希「これがバイブレーターね。女の人はみんな持っているの。それからこれが張型で昔からあるやつね。お堂においてあったジャン、でっ、これがペニバン・・・」

彼氏「こんなのでするんですかぁー」

美希「そうよ、だって女の人って射精してもらわなくてもいいもん。子供が欲しくなったら精子銀行で、二枚目で頭のいい精子を買えばいいじゃん。だからオトコはせっせとしこって精子を銀行に預ければいいわけ。それならオトコいらないでしょう」

彼氏「でも、ボク女の人の身体の中へ射精しないとスッキリしないんですよぉー」

美希「それは男の勝手、しょうがないなぁー、もうテントはってるじゃん、早くたたんでぇー!」

・・・

美希「あっ、おじさん、起きたぁー」

「ああっ、スケッチしてたらすっかり熟睡しちゃったよ。なんだ、いたのか」

美希「帰る方向が一緒だから帰らない?」

「じゃあ、途中までそうしますかぁーー」

・・・

デートの途中で一緒に帰らない、と誘うところがさばけた美希さんらしい。さて一度に3回もする彼氏だもん、オトコの方がしたくなるよな。俺は邪魔だから、ここはそっとしておいて・・・。

そういってナンタルの坂道をあがっていった。秋の夕焼けか・・・。

美希「じゃ。オジサンあたし達こっちだから、バイバイね」

そういって、美希さん達は金精様の方へ向かった。もちろん金精様というのは、小春から聞いた話だから、ここで口にするわけにはゆかない。そんなわけで、これからセックスをする若いカップルを見送った。それは初々しい高校生のオーラかぁー。でも生き生きとしていて、こちらも精力をわけてもらっているみたいだ。

コメント
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