時々、いつものチクコウのファーストフードで、海のスケッチを描いている。ここにいれば、アイツが来るだろう。予測することもなくやってきた。
あら!、オジサン絵を描きながイビキをかいて寝ている。
へぇーーっ、海が好きなんだ。
・・・
彼氏「あの、あのぉーー、快感を覚えちゃうと毎日勃起してます。教室で美希さんをの足をみるとボッ、お尻をみるとボッ、運動しているとボッ、思い出してボッ・・、なんです。今日もお堂へゆこうよ!」
美希「もう、お前はアートの気分がないねぇー。それは、あそこのお堂の金精様の御利益じゃないかい。そうでなきゃ、たたりか・・・」
彼氏「美希さんは、燃えないんですか?」
美希「あたし!?、24時間、燃えているよ!!」
彼氏「えっ!、そんなに?」
美希「オトコの人って勝手だよねぇー、私の足見たら、運動していて、思い出して、興奮するんでしょ、見なきゃ興奮しないんだ」
彼氏「×△ー×○ーーー・・・、あそこ撫でていい?」
美希「金精様のところまで我慢できないんだぁー、いいよ、もっとくっついて、ミニスカートの下に手をいれてぇー・・・」
彼氏「なんか、気持ちよくて出ちゃいそうです・・・」
美希「こんなところで出さないでよ、恥ずかしいから・・・。あーーっあ、オトコって不便な生き物だなぁー、出したら終わりでしょ。女は一日中燃えていたいのにさ。あたし、レズになろうかな?」
彼氏「えっ、レズビアン?」
美希「そうよ、あのねぇー、レズの人って1日中セックスするらしいよ」
彼氏「どうやって?」
美希さんがスマホで彼氏に画面を見せながら・・・。
美希「これがバイブレーターね。女の人はみんな持っているの。それからこれが張型で昔からあるやつね。お堂においてあったジャン、でっ、これがペニバン・・・」
彼氏「こんなのでするんですかぁー」
美希「そうよ、だって女の人って射精してもらわなくてもいいもん。子供が欲しくなったら精子銀行で、二枚目で頭のいい精子を買えばいいじゃん。だからオトコはせっせとしこって精子を銀行に預ければいいわけ。それならオトコいらないでしょう」
彼氏「でも、ボク女の人の身体の中へ射精しないとスッキリしないんですよぉー」
美希「それは男の勝手、しょうがないなぁー、もうテントはってるじゃん、早くたたんでぇー!」
・・・
美希「あっ、おじさん、起きたぁー」
「ああっ、スケッチしてたらすっかり熟睡しちゃったよ。なんだ、いたのか」
美希「帰る方向が一緒だから帰らない?」
「じゃあ、途中までそうしますかぁーー」
・・・
デートの途中で一緒に帰らない、と誘うところがさばけた美希さんらしい。さて一度に3回もする彼氏だもん、オトコの方がしたくなるよな。俺は邪魔だから、ここはそっとしておいて・・・。
そういってナンタルの坂道をあがっていった。秋の夕焼けか・・・。
美希「じゃ。オジサンあたし達こっちだから、バイバイね」
そういって、美希さん達は金精様の方へ向かった。もちろん金精様というのは、小春から聞いた話だから、ここで口にするわけにはゆかない。そんなわけで、これからセックスをする若いカップルを見送った。それは初々しい高校生のオーラかぁー。でも生き生きとしていて、こちらも精力をわけてもらっているみたいだ。