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20XX年4月29日。知床半島ウトロ側の渓流。 河口から数Km上流で最初の大きな砂防ダムがサクラマスの遡上を妨げる。そこまではヤマベが釣れる。4月下旬。水温が高く、水生昆虫が多く、そのせいかアタリは弱いがヤマベは、はやくも活性があり越冬後のサビもなく、美しく躍動する。ダムの上流は、砂防ダムが連続し、オショロコマしか棲息しないようだ。しかし、この川の上流域は、今現在ほとんど死の川といってよいほど魚がいない。
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一つ目のダムのすぐ下で釣れた最初のオショロコマは尾叉長23cmの♀。魚体は細長くなり目と鼻先との距離が伸び、薄い緑色調の体色だが鱗は銀白色となり剥がれやすい。赤点紋理は淡く薄いピンク色になる。尾ヒレの切れ込みが深い。背部の暗色斑は消えている。降海型オショロコマである。しかしダムのため、数年後大型遡上型オショロコマとなって、この川に遡上してきてもさらに上流にいる仲間たちとの交流は不可能だ。
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道路沿いは雪が解け、そこだけわずかながら草があるのでエゾシカが多い。そのエゾシカを狙ってヒグマが道路沿いに出没し観光客を喜ばせる。
少し高いところからドドドッと猛烈な速さ、迫力で狙いをつけて鹿を追ったがその鹿はもっと速かった。越冬で弱ったへたり鹿が時々餌食になる。ハンテングに失敗した熊を笑ったら、私たちの車のまわりをぐるりと回ってボンネットのあたりをなめてから森の中に消えた。
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