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少し昔の話になりますがと言いながら、写真好きの83歳KSさん(女性)が私のところに写真を沢山もってきました。正月が終わって一段落したある朝、知床半島の付け根、斜里町の自宅の窓から庭を見てびっくり。庭石の上にキタキツネが一匹乗っかって、のんびりとひなたぼっこをしていたのです。
カメラをむけると視線が合いますが動じる様子もなくKS さんは滅多にない出来事と思ってせっせと撮影したそうです。あくびをしたり、のびをする瞬間を撮影しようとするのですがなかなかタイミングが合わず難しい。キタキツネは 朝9時ころから午後3時すぎまでずーつと庭石の上にいて、ひなたぼっこをしているうちに寝てしまったりもしていたそうです。陽が傾き始めキタキツネはゆっくりと庭石からおりて、これまたゆっくりとどこかへいってしまったとのこと。
このキツネの尻尾は見事にふさふさしてKSさんは襟巻きにしたらいいかもなどと考えたそうです。それにしても何故キタキツネはこの庭の庭石に乗っかってひなたぼっこと決め込んだのでしょうか?。別にエサを与えたわけでもなく好物のエゾヤチネズミがいるわけでもありません。謎です。
このキタキツネはその後も数日間、KSさん宅の庭に現れて、同様に庭石の上でひなたぼっこをしていたとのこと。ずいぶん写真のモデルになってくれたようですが、その後プッツリとこなくなったとのことでした。
北見市の我が家の庭は森みたいにうっそうと樹木が茂って各種の鳥やらエゾリスやキタキツネもきますが、キツネは足早に通りすぎてゆくだけで、ひなたぼっこをすることはありません。
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