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20XX年8月14日 曇り のち晴れ
手塩川水系のオショロコマを求めてあちこちの支流を捜してきたがこれまでに発見出来ていない。(最終的には、最後の最後に、ついに発見することになるのだが...)
この日は天塩川水系上流域の岩尾内ダムから岩尾内ダムへ入る支流のSKK川上流域を調査した。岩尾内ダムには毎年相当数のヤマベやニジマスが放流されている。そのせいかヤマベのシンコがものすごく多い。



釣り糸を垂れるとわっとシンコヤマベが群がってくるが、あまりにも魚が小さくて釣りをしているといった感じがしない。
ウグイもけっこう釣れてくる。

放流ものニジマスもいる。

アメマスは下流域から見られるようになり、上流にゆくにつれて数を増し、上流域では水温は12℃とかなり低くなり、とうとうアメマス一色になった。











魚の数は多いものの、かなり入念にさぐったがオショロコマはまったく確認できなかった。
今回も残念ながら天塩川水系のオショロコマはみつからなかった。この日も撮影させていただいた渓流魚たちは
すべて丁寧にリリースしました。
今日は林道の奥でミヤマカラスアゲハ夏型の大吸水集団が各所で見られた。





夏休みシーズンのせいか神社山公園キャンプ場は100組ほどのテントで大にぎわい。ダム湖で毛針やルアーを振っている釣り人も多かった。けっこう釣れているみたい。キャンプ場周辺は一見、大自然に囲まれたすばらしい環境に見える。しかし一息ついてよくみるとすべては人工の自然、まったくの偽自然そのものだ。この際、それもおおいに良し。単に子供と遊ぶだけなら養殖ものでもなんでもよし、大きなニジマスがいるだけでも偽の自然のほうが遥かに楽しいだろう。北海道といえども、もはや本物の自然にアクセスするのはそう容易ではない。売店で古い味噌パンを買ってさみしい昼食になった。

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