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2006年9月18日。UB川支流。 オショロコマを求めてさまよううちに不思議な川に迷い込み、息を呑んだ。60cmはある大型ニジマスが群になって泳いでいるではないか。振り込むと、とたんにヒット、竿は満月のようにぎゅーんと絞り込まれて巨大なニジマスが躍り上がったとたん一発で2号のハリスが切れた。オショロコマ用の竿、仕掛けではどうにもならず結局3匹の大型ニジマスをかけたがすべて逃げられた。ハリス切れ2匹。竿の穂先が引っこ抜けて逃げられたのが1匹。この他では釣れた魚はシンコから老熟魚までのヤマベたち10匹。こんな時期にスモールト化したヤマベが2匹。知床では伊茶仁川から北にはいないはずのアメマス42cm1匹が、はるかに北のこの川で釣れ定説を覆す結果となった。恐らく海から遡上してきた個体と思われた。撮影させていただいた魚たちは、すべて撮影後丁寧にリリースした。オショロコマは1♀のみ釣れたが撮影直前に逃げられた。
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ヤマベの降海型、ギンケ。
2006年9月28日。 UB川支流。 大型ニジマス釣りの用意をして復讐戦にいどんだが、この日はあいにく強風豪雨の大嵐でまったく釣りにならない。それでも嵐の合間に小振りのが1匹釣れた。尾叉長46cm。成熟卵を抱卵していた。一般的に北海道の他の水系では産卵時期は5月。オホーツク海沿岸や知床の根室海峡ではしばしば海でニジマスが捕獲される。漁師さんたちはこれをテツ ( 恐らくスチールヘッドにちなんでいると思う )と呼んでいる。今回のニジマスの群れは、私たちは海から産卵のために多数のウミニジマスたちが遡上してきたものと考えている。このニジマスから採れた卵でニジマスのイクラドンブリを作ったが絶品であった。しかし知床の小渓流にとっては大きな脅威だ。ブラウントラウトが海に下り、その後シートラウト化し産卵のため別の川に遡上して分布をひろげることがまことしやかに危惧されている( 寡聞にして本邦における実例はいまのところ私は知らない )が、ニジマスもまったく同じであることを皆さんに認識していただければ幸いです。
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ところで、このブログとはあまり関係ありませんが、明日2012-9-2 12時15分からのNHKのど自慢大会が 北見市で開催されます。私の娘が応募してなんと250名中20名に選ばれ、津軽海峡冬景色 を歌うことになりました。お暇のある方はのぞいてみて下さい。
彼女はこの歌を歌うのは初めてで2週前からカラオケ屋さんにいったりして特訓していたみたいです。
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