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20XX-11-28 金 曇り
釧路川水系源流域、初冬のオショロコマ、 その壱。
この日は網走川水系、釧路川水系のいくつかの支流をまわったがオショロコマの新産地は追加できず、アメマスやヤマベばかりで、かなり欲求不満な状態であった。
そこで最後に釧路川水系のオショロコマ既知産地であるが、とある源流域に入ってみた。この時期にこの渓流に入るのは初めてである。
林道へ入って行くとすぐにキタキツネが現れた。国道付近をうろついてポーズをとってはエサをねだる観光キツネと違って、野性味あふれる風貌の精悍なキタキツネであった。
ここぞと思う場所から笹をこぎ川に接近、急斜面を滑り降りるようにして谷底の川へでた。
この渓流はいつきても、どっきりするほど流れる水が美しい。どこまでも透き通るような清流だ。
この付近にはサケマスの遡上はないのでこの時期、クマさんと鉢合わせする心配はないだろう。
まず、最初のポイントでニジマス若魚4匹、ヤマベ2匹とオショロコマが6匹。すでにニジマス汚染が始まっており、これまでの経験からすれば、5-6年後には最終的にニジマスがオショロコマを完全駆逐する恐れがある水域である。
その後もぽつぽつとこの渓流独特の明るい色調の美しい良型オショロコマが釣れた。
手早く水中で撮影し、リリースすることを繰り返していった。
この項 続く。
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