

201X-8-21 (日) 晴 25℃
激流の川で巨大ニジマスと格闘。
朝10時。 北見市近郊の渓流、ニジマスポイントへ出発。途中コンビニで昼食を購入し、現地に着いたら10時40分。車を降り、森の中を、かなり笹をこいでゆくと眼下に川が見える。今日はやや増水気味でゴウゴウと流れの音が山中に響き渡っている。
こんな日は流れの音でかき消されるため熊よけ鈴やラッパは効果無いと思う。爆竹を鳴らそうとしたが湿っていて駄目であった。
急斜面を降り、川に出た。最初のポイントでニジマス40cm ♀2匹を立て続けにかけ、VTRなども撮影。
今日は川が増水し急流で川は渡渉不可能。偶然の倒木が川をまたいで倒れていた。
この天然の橋を渡って対岸へゆき、そこから下流へ出た。私は右岸から釣ったが大型ニジマス2匹をかけた。
一匹は確実に手元までよせたがVTR撮影のため泳がせているうちに針がはずれ逃げられた。
もう一匹はテールウオークをしたあと針がはずれ逃げられた。この間、良型オショロコマを6匹かけた。この水域ではこの5年ほどニジマスとオショロコマがつばぜりあいをしている。なんとなくオショロコマが劣性で、あと5-6年もすればオショロコマは、きっと消えてゆくと考えている。
今日はニジマスもオショロコマも若魚や幼魚はおらず成魚のみ釣れた。
ここは水域の規模が大きすぎて、もはやニジマス駆除は困難である。
帰りがけに、最後に巨大ニジマス60cmがかかり悪戦苦闘のすえ、何とか寄せてランデングネットですくおうとした。その瞬間、竿がバキーッと二つに折れ、穂先がさけた。すかさず道糸を掴むと2号のハリスが切れたが、魚のほうから水中のランデングネットに飛び込んでくれた。間一髪で巨大ニジマスをゲットしたのであった。



さらにやや下流のポイント2箇所でニジマス40cmを二匹釣った。
ここはヒグマが多い。今日は激流の音で聞こえないとは思いながらも、必死に呼び子などピーピー鳴らしながらの釣りであった。
結局ヒグマの痕跡はなかった。始めはヒグマを恐れて釣りに来たがらなかった妻だが大型ニジマスを釣って一変にハイになってしまった。
しかし、ニジマス釣りは楽しいが、ここのオショロコマの行く末を思うと、とても複雑な心境である。
竿が折れたので帰りに釣り具店フィッシュランドで渓流竿を補充した。
けっこう 疲れた釣り行であった。 夕食は庭の畑のトウキビ、なす トマト などで済ませた。
You tube にアップしました。最後、カメラを地面に置いてから、しばらくフキの葉っぱの映像が続きますが、最後にデカニジマスが現れますので我慢して見てください。

