坂本龍一

 
  文化欄に≪「産直」ネット沢山生まれる予感≫と題する音楽家 坂本龍一氏の文と、≪誰もが発信、厳しい競争≫と題する編集委員の大西若人氏の1文が載っていた。
 前者の 文末は、「‥20世紀の大量生産、大量消費、大量廃棄を象徴するようなマス的なものに対し、今後は世界的にローカルで有機的で、生産者と消費者が近い関係を持つ「産直」的な小さなネットワークが沢山生まれていくのではないかと思います」と締めくくっていた。
 後者は 「‥これからの文化の現場は、全てが全てと競い合う厳しさと、あらゆるものに機会が開かれる魅力が、同居する世界なのかもしれない。表現者にも享受者にも、そして文化情報者にも,これまで以上に確かな目を持つことが求められる」結んでいる。
 後者にも共感する所はあるが前者との本質的な違いを感じ、前者は、
繰り返し読みたくなる1文だった。宇宙空間と産業構造を背景にはっきり意識して、目前の事物やテーマを語っているように思えた。こういう人が増えるといい。
  

  
   
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 いい時間

   
        
   昨夜は 遅くまでお酒を飲んで、 歌って、おしゃべりをして
   今朝は そんなに悪い感じでもない
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 いい感じ

 
     目の前に壁があって
      
      野鳥の声がいっぱい聞こえて
    
        自分は坐っている
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