日本の動きは大事

 
    軍事的な戦争と平和の問題でもっとも深刻なのは、イスラエルとパレスチナ、そしてアフガニスタンにおけるタリバンとの戦いだろう。
  ここにきて、韓米と北朝鮮が対立して行われてる軍事演習が注目されている。
 マスメディア以外の情報はない上、歴史的にも世界的にもマスメディアの情報は鵜呑みには出来ないのは常識だろうし、はっきりどうすれば良いのか分らない。
 ただ、個人や子供の喧嘩でもそうだが、より大声を出し、エスカレートし、先に手を出す方がたいてい場合間違っている事が多い。
  お互いに「挑発してる」と言い合っているようだが、1歩ひいて、見ているか、第3者に入ってもらって、話し合うのがいい。 今の日本動きはどうなんだろう?
  
  
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枠から出られないでいる

 
   政治や経済の論議の中で<産業構造の転換>が登場する回数は増えているし反対する人は誰もいない。しかし、今のところ内容的には(物作り産業)の枠内に限られている。
 この枠を超えて(生み育てる産業)は皆目登場しない。著書等で主張されてる著名な経済学者も、なぜか、そこまではテレビなどでは 語らない。
  (産業構造の転換)の一言も、内容的に越え難い厚い壁立ちはだかっているようだ。中央集権的な体制から(地域経済)や「地域主権)などへ移していく過程で社会的関係の繋がりから発想される可能性は無くはない。それはどうあれ、これからどうこの壁を乗り越えていくのか見ていたい。 転換は 相当の社会的経済的余力のある内がいい。
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大相撲

  
  野球賭博を巡って大騒ぎしているようだが、どうもしっくり来ない。
   はじめから、賭博と言うより暴力団との関係を問題にしながら、暴力団へのアプローチが全くない。 捜査も証拠を探すため相撲部屋へは入っても関係した暴力団への捜査はなく、お咎めも一切聞かない。
  政治とカネでつけまわしたメディアからも何の疑問も発せられず、世論の対象にすらなっていない。
 
  だからと言って、公正にやってほしいと考えている訳ではない。
 
江戸の昔より大相撲はヤクザな稼業で、「飲む買う打つ」は男の華のようにもてはやされてきた。相撲興業は地方巡業を含め、親分やお兄さんたちにいいだけお世話になって今日があり、持ちつ持たれつで今日に至った事は世間の常識だったのではなかったか。
 
  現代社会の法律や行動様式に合わないと言うなら、それなりの手順と手続きで直していくべきではないか。民主主義は (内容と手続き)を兼ね備える事が最低の条件であるはず。
 今回の騒ぎは、どう考えてもいくつもの常識を踏み外している。
 小沢昭一さんが、伝統文化としての大相撲をかばう発言をしていたが、全く同感である。
 
 相撲協会会長代行に元東京検事検事長 村山氏を充てているが、メディアの常套手段として権威者を用いたのは理解できるが、職業的な門外漢を用いた疑問のほうが多く残る。
 最低、これまでの相撲の歩みと、裁きの公正さ、民主的手法ぐらいは 分っている人を
 充てるべきだったのではないか。
 日本の今日を象徴するような出来事で、ことの是非は歴史的に検証されるまで先送りされることになるのではないか。
  (芝居がかり過ぎてるが、何を隠しているか、今は 分らない)
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