大きな芝居と小さな芝居

 

   日本ほど露骨ではないが、「世界昔話 」も貨幣の印刷とカジノで切り盛りする筋は大して変わらない。 

   やくざが出てくる時代劇の賭場では用心棒が周囲に睨みをきかせるが、それは現代版の軍隊の役か。

    金も無いのに見栄張って用心棒を沢山立てて見せるのは ご愛嬌。

  そんな昔話の中で私たちは熊さんか少し格好つけた選挙権を持った(国民)の役を担っている。

   今日は定例の芝居見物だが、 役者は芝居の中の芝居をどう演じるかそれを格好つけた熊さん(自分)がどう見るか 行って見なくちゃ分からない。

   (小松座  井上 ひさし作「化粧」 は衰退する芝居小屋の女座長を演じた一人芝居。7-5調のセリフの妙味と俯瞰した演技が面白くて泣けちゃった。)

 

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