知識と感覚のズレ

 

 24・5日オランダで開かれる核サミットを機にウクライナ問題でG7、悪化した日韓関係をめぐって首脳会談が予定されている。問題の背景にある世界のマネーゲーム(過度に金融化した経済)とパワーゲーム(弱肉強食の競争原理)を棚上げしたまま議論していたのでは目先を糊塗出来ても根本的な解決へ向かうとは考えられない。

  グローバルに関係し合っている世界にあって 国家中心の視野しか持てない首脳が

   話し合っても出口を見つけるのが無理な相談であることは自明。

  この問題で流されているテレビや新聞の解説は何れも的を外しているように思えてならない。 

  時代を転換する必要性に気づいているのかどうか、何れも積極的発言は見られない。

 耳にするほど、「グローバル化」はリーダーや論者の視野には無いのだろう。

人の持つ知識と感覚のズレの顕著な表われだろうと思う。

 そんな中、おっとり刀でパワーゲームに向かっている首脳もいるようだが浮いた感じがしないでもない。

 

    

  

 

 

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