間に合わない常識

   
  今朝、 東京12チャンネルで 元ソニーの井出○○氏(現在、経営コンサルタント)
 が、元気のない日本経済に対し「成長産業は沢山在る。東南アジアなどドンドン海外進出すればいい。
 そうすれば、20世紀の高度成長の自信は取り戻せる。」と自信たっぷりに言い切っていた。 井出氏個人の見解ならなら何とも思わないが、日頃これが世界の政治や経済の常識になっているように感じていたものだから、再確認させられたような嫌さを感じた。
 この発想が 仮に20世紀の高度経済成長を含めた成功経験だったとしても、21世紀の現在、この発想で世界は通用するか?(仔細は省くが)どうしても物理的な状況オンチに見えて仕方ない。
 そのことを子供や若い人は 感覚的に分っているのではないか。
 この常識で心から元気が出るとも自信を取り戻せるとも思えない。
 
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 ついつい

 
     
      一人当たり何百万と借金を抱えていながら 朝から晩までコマーシャル漬け
     
人様から食料をお分けしていただきながら グルメ番組が続き   
 
   貧困化と同時に セレブが はやり

     定かでない 孤立と愛

        失望や不安も 笑いで とばす
        
        メディアは いつもメデタく 目立ちたがり
       
              ついつい 知らぬ間に仕えてる


      
      
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度を越した いたずら

 
   
     どの国も豊かになったら 自国で食料を作らず  どこから買ってくるのか
     
     どの国も豊かになったら 地下資源を安く売ってくれる国があるだろうか?
   
     全ての国が豊かになっても 地下資源は 何時までも掘り出せるか?

      ありえないことを 勝者になったつもりで 求めている世界の国々
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尽きない物語

    
      美しい国の、美しい人たちの、美しい物語りだったら、面白いだろうか?
      それが天国だとしても飽きてしまい、ウオウロしそうだ。
そのせいか、地上の物語は飽きる事も尽きる事もない。
      
       善人もいれば悪人もおり、賢い人もオバカさんも、優等生もいたずら坊主も       年から年中泣いているのも笑いこけてるのもいる。
時には度を過ぎた話も無くはないが、物語は尽きない。
         ところで、作者は誰だっけ?
      

    


    
      
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 静かな星 

   
     あんなに静かに光ってる星でも
      なにやら 忙しそうに動いてるのかなー
      
        
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まねっこ

   
       台所でそーめんをゆでる人
       庭でさえずっているスズメ
       あぐらをかいて まねっこして続きを書いてる人

           (まねっこはして見るものの、この違いはどうしょうもない)         
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 書き写し

    
  (7月14日付け 朝日新聞掲載の小説より、書き方が気に入ったので書き写した。)
風景の中には、建物や丘や緑や道路だけがあるだけではなかったのだ。
   なんと、その風景の中には、たくさんの生き物がいたのである。
   環状道路には、何台もの車が走っていた。そして、どの車にも運転手がいた。
   道にも、沢山の小さな人たちが歩いている。
   背広を着た男の人。
   よそ行きの服を身につけ、しゃなりしゃなりと歩いている若い女の人。
   犬を散歩させてる男の人。
   乳母車を押してる女の人。
   学生鞄を持ったつめえりの青年。
走ってる人。
   ゆっくり歩いている人。
   しゃがんでいる人。
   笑っている人。
   泣きべそをかいてる子供。  七夜物語(作 川上弘美)からの一部書き写し
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 ラトゥーシュ

   
     『経済成長なき社会発展は 可能か?』仏経済哲学学者ラトゥーシュ著(作品       社) 欧州を中心に広く読まれているらしい。
     
      「地球が有限である以上、無限に成長を維持させる事は生態学的に不可能」だ      と指摘し、『脱成長」成長への信仰にとらわれてる社会を根本的に変えていく       ためのスローガンだ」と述べ「グローバル経済から地域社会の経済的自立」       を説いている。
      「経済成長と財政再建の両立は成功した例がない」と日本の政府や全政党・マスコミが当然視している両立論を批判している。(仕組みとの関係も指摘)
      
           考えが 大枠で重なり、心強い。
    
      
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 聞かぬが花

    



       いつのころからか 夏ミカンの木の下に  
真っ赤な小さい花が俯きかげんに 鈴のようにつらねて咲いているのがあった
        ヒメヒオウギ草(姫 (緋・檜?)扇草)だと言う
    
        名前は やたらと聞くものじゃない
       
         
         
      
         
         
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 閉じ込められそうな選挙


投票箱が閉まるのを待って当確が打ち出され、選挙結果は、早々に出たようだった。
 
   しかしこれはマスコミの世論調査にも似ており、国を挙げてマスコミ情報の効果を
   再確認したような意味しか持たず、選挙結果は今後、日本の経済・福祉・財政赤字をはじめ日本内外の自然をも含めた人間が生きる環境の良し悪しの変化として現れることになる。
 今回もメディア選挙に終始した。
  政党や政治の是非を論ずる前にメディア情報の是非を論じた方が話は分りやすく、解決も早い。 世の中が少しでもよくなってほしい願って健気に選挙を繰り返しているが、選挙の仕組みはそうはなっていない。むしろ(願いを封じ込める道具)なっていないか。
 選挙民の責任はあるものの単純に(愚)と決め付けられない。
  ヒトビトは情報の外に立って生きる事はできないからである。
  影響力を考えると、 実際には情報産業(マスコミ)の責任や良心は、個人としてのヒトより大きく重要。
 
  エラそうに、大それた事?
   ‥どう思われようが‥ 全政党全議員が経済成長を唱えるも、(私の頭では)まともな案どころか見当違いとしか考えられない。
  ≪端的に、日本の経済は 既に消費税や法人税云々でどうにかなるような状況や次元にはない。40年前ならまだしも、要望している団体ですら今は疑問符つきではないか。マスコミは丸呑し経済対策のフィールドに蓋をしている。 産業や経済の原点を見失っている。≫

  
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