止められない探し物

日本の現体制に対する最も批判的な立場に位置しているのは日本共産党だろう。

基本的に「イデオロギーの違い」と断じても、オバマ氏に社会主義者とレッテルをはって批判される世界にあってはさほど意味をなさない。

共産党の立場は、国際関係におけるアメリカ追随へから自主外交へ、大企業中心の政治を国民を中心へ、と主張しているようだ。

確かに、支配構造の上から外れてはいないと思う。

 しかし、 大きな支配構造の図の中では、現体制とさほどの違いはなく、せいぜい弱い者への分配を強調しているようにもとれるし、現在日本や世界が抱えている課題からすると、人間中心の現体制と根本的には同床異夢と言えなくもない。

要するに現状の問題は世界的な文明的な行きづまりの表れであり、人間中心から人間をも含めた自然中心へと関係を変えることなく根本的な解決は望めない。 

今のところ、上記のような観点からすると、それを主張する政治勢力は何所を見ても見当たらない。

…の何が因果か、死ぬまで探し物をするだろうけど、それが性分なのか、宝物(子供の時はドングリや野球のボール)を探すようで止められない。

今は、頭のテレビの中で宇宙や世界を飛び回って探し物をしている毎日だ。

時間たっぷりの老人の自分は、探し物に向いているとつくずく思う。

 

 

 

 

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暇に任せた想像

        今日は碁会所も休みで暇だから囲碁の代わりに想像して楽しむ

私たちは 役人に頭が上がらず

役人は 財界に頭が上がらず

財界は ホワイトハウスに頭が上がらず

ホワイトハウスは ユダヤに頭が上がらず    

      えっ?政治家や政府や専門家やマスコミは?

(使いっぱ)は それぞれマスコミを先頭に財界の下にぶら下がる

   地獄の沙汰も金次第と言うから、お金を中心にしたこの世の支配構造の骨組みはこんな形か?

    この骨太の仕組みを基に

     血族・年齢・先輩後輩・上司と部下・義理人情・出身や国籍人種。宗教・イデオロギーや信念・文化・個人的価値観 ・能力差…  支配も道具はきりないない。

これは人間やお金を中心にした支配の構造だが、実際は全く人間やお金とは全く次元の違う自然が否応なく支配関係に影響し関与すして仕組みの図は出来上がる。

そんな大きな図の中では、アメリカの大統領選挙も日本の政局がらみの動きも、全体を見渡せない辺鄙なところにあなた任せの位置定めて気張っている。

 こんな大雑把な図でも現役時代の目隠しされた教科書的な社会の仕組みの絵よりはましだと思う。

もっとクリアに描けると面白いだろうと思う。

       


 

 

 

 

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いつか来た道

                             

   これだけ世の中の事が覆い隠され、目隠しされたような支配構造の中で、公務員として子供の教育を担ってきた自分のしてきた事は何だったのか?

   世の中の事が見えない先生に指導された子供たちは これからはどうなるのか?  整理がつかない。

  日本の教育が壊れていることは現役時代に十分経験して知っていたが、それは 日本の教育分野が機能不全に陥っている事であり、だれかが担わなければならない仕事と考えて批判しながらも務めてきた。  

   今考えると、そういう自分は 世の中の仕組みすら知らずに指導してきたことになる。それは 指導上のミス等と言う半端のものではなく、子供の前に立つ資格があるかどうかの根本が問われる。   

我々大人が東照宮のさるのような立場に置かれ,似たようなさるを育て続けているのだから、世の中のあちこちでおかしなこと(異常)が起きるのは自然だろう。

社会的な事象の急激な変化に目を奪われ、支配の仕組みから来る情報管理がここまで来ているとは全く気が付かなかった。

とおっくに、「いつか来た道」を歩いていた。

 

 

 

 

    
 
  


 

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