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12月に入ると例年の如くあちこちから来年のカレンダーを頂く。大きく日付が並んだ実用的なものから、簡単なメモ書きができるもの、写真や絵をちりばめたもの様々だ。刷り立てのインクの匂いが残る新しいカレンダーは、一様に一足早い新年を感じさせる。一月の間、毎日のように見るものなので、やはり美しい絵や写真が付いているほうが壁を賑やかにする。それも魅力的な女性で肌の露出が大きいほど男性には好まれるようだ。
そう、ここで登場するのはセクシーな水着姿で殿方を悩殺するジュリー・ロンドンのカレンダー・ガールである。写真が6枚しかないではないか、ご心配ありません、ジャケット裏にも妖艶なジュリーが微笑んでおります。(笑)1月から順番に各月にちなんだ曲を並べ、しかも曲名に月名が入る凝りようだ。月名の曲というと「4月の思い出」や「9月の雨」しか思い付かないが、大半はこのアルバムのために書かれたオリジナルという徹底ぶりだ。しかも13曲目に「13月」という書き下ろしまで加える手の込んだもので、1年間を長く楽しめるアルバムである。
ジュリーはテレビドラマ「緊急指令レスキュー」の婦長デキシー・マッコール役でお馴染みの女優なのだが、歌手としても32枚のアルバムを残している。大胆なフェイクをするジャズ歌手ではないが、スモーキーなセクシーヴォイスはジャズフィーリング溢れるもので、豊かでない声量が逆にその端正で肉感的な容姿と重なりジャジーな雰囲気を醸し出す。紙に落としたインクがゆっくりと周辺に広がるようようにジュリーの品のあるフェロモンは、亡くなった今も尚ファンをじわじわと増やしている。
冒頭で例年という言葉を使ったが、本田宗一郎氏はこの「例年」という言葉を嫌ったそうだ。例年というものはなく、毎年新しい年なのだから、毎年新しい生き方を考え、新しい工夫をしなくてはならない、という日本を代表する経営者らしい考えに基づくものだ。来年のカレンダーを捲り、新しい日付に新たな夢を描いてみたくなる。
そう、ここで登場するのはセクシーな水着姿で殿方を悩殺するジュリー・ロンドンのカレンダー・ガールである。写真が6枚しかないではないか、ご心配ありません、ジャケット裏にも妖艶なジュリーが微笑んでおります。(笑)1月から順番に各月にちなんだ曲を並べ、しかも曲名に月名が入る凝りようだ。月名の曲というと「4月の思い出」や「9月の雨」しか思い付かないが、大半はこのアルバムのために書かれたオリジナルという徹底ぶりだ。しかも13曲目に「13月」という書き下ろしまで加える手の込んだもので、1年間を長く楽しめるアルバムである。
ジュリーはテレビドラマ「緊急指令レスキュー」の婦長デキシー・マッコール役でお馴染みの女優なのだが、歌手としても32枚のアルバムを残している。大胆なフェイクをするジャズ歌手ではないが、スモーキーなセクシーヴォイスはジャズフィーリング溢れるもので、豊かでない声量が逆にその端正で肉感的な容姿と重なりジャジーな雰囲気を醸し出す。紙に落としたインクがゆっくりと周辺に広がるようようにジュリーの品のあるフェロモンは、亡くなった今も尚ファンをじわじわと増やしている。
冒頭で例年という言葉を使ったが、本田宗一郎氏はこの「例年」という言葉を嫌ったそうだ。例年というものはなく、毎年新しい年なのだから、毎年新しい生き方を考え、新しい工夫をしなくてはならない、という日本を代表する経営者らしい考えに基づくものだ。来年のカレンダーを捲り、新しい日付に新たな夢を描いてみたくなる。
久しぶりにヴォーカル、それもリバティー・ガールと呼ばれた美女の登場です。ジャズ歌手ではありませんが、ジャズファンをも惹きつけるフェロモンが漂っております。お気に入りのアルバム、この1曲、お寄せください。
管理人 Julie London Best 3
All Through The Night (Liberty)
Julie Is Her Name Vol.1 (Liberty)
Around Midnight (Liberty)
映画でジュリーに悩殺された方も、その魅力を伝えて頂ければ幸いです。
今週もたくさんのコメントお待ちしております。
ポピュラー、ジャズの両方で活躍したシンガーの
代表格ですねえ。
でもアメリカには、このタイプの歌手は意外と
多いですね。
ロージーもそうだし、ドリス・デイも然り。
ダイナ・ショア、ジョー・スタッフォード、ペギー・リー、
リナ・ホーンなども。
ジュリー・ロンドンは、アニタのヴァーヴ盤やスー・レイニー
のように完結を意識して蒐集したことはないのですが、
気が付けばいつのまにか、増えていたという感じでしょうか。
32枚ものリーダー作があるとは初めて知りましたが、
我がコレクションを調べてみると、Rに落としたものも
含めて、また2コ1は2枚とカウントして、19アイテムありました。
どれも、内容的には遜色ないように思うのですが、
とりあえず、「ジャケのベスト3」を挙げてみましょう。
1)Whatever Julie Wants(Liberty)
いいですなぁ、このジャケ最高!
素肌に纏ったミンクのコート、床にはドンペリと
散乱した札束・・・。
LPが欲しい~!
2)Around Midnight(Liberty)
美脚時計ジャケ、心憎いジャケ・デザイン!
3)Julie(Liberty)
美脚、もう一丁!
映画では、「西武の人」でゲイリー・クーパーに
思いを寄せる酒場の歌手役が、印象的ですね。
この時代のポピュラー歌手は、ジャズセンスに溢れている方が多かったのでしょう。ジャズファンをも唸らせるアルバムが多数あります。ジャズ歌手かポピュラー歌手かという論争がかつてありましたが、全くバカバカしい話です。中古レコード店でジュリーのアルバムをどちらのエサ箱に入れるかによって店主のセンスが分かるというものです。たいていポピュラーの箱にありますので、その気になって探してみたら1枚もなく、ジャズ箱のアビー・リンカーンの後ろにあったりします。まぁ、状態の悪いものしか残っておりませんが・・・(笑)
リバティ・オリジナルはジュリーでも1万円以下が相場のようです。ヤフオクで Whatever Julie Wants が3800円で出ていますよ。
ジャケなら Your Number Please が好きです。直ぐ教えますよ、ついでに今夜行ってもいい、なんちゃって。
1.Julie...At Home (Liberty, 1960)
彼女の家で録音されたというアルバム、ギターをバックに歌う。
僕も、暖炉のそばで待つ彼女の家へ帰りたい。
2.All Through the Night (Liberty, 1965)
コール・ポーター集 バド・シャンクが良い!
そう、僕はあなたに恋してる。
3.Around Midnight (Liberty, 1960)
真夜中からはじまるパーティ
あなたと伴にしたい「夜と音楽」。
Julie...At Home がトップできましたか。いやぁ、暖炉代わりになりますね。今年は灯油が高いので北海道では重宝されております。(笑)
あとの2枚が私と同じですね。All Through the Night は私のヴォーカル愛聴盤ベスト3に入るものです。実にスムーズにバックの音に馴染んでおります。階段の脇でエスコートしたくなりますね。
Around Midnight ジャケよし中身よし、深夜に最高、あとは伴か・・・(笑)
Julie London <Cry Me A River>
アルバム:Julie Is Her Name Vol.1
THE GIRL CAN'T HELP IT<女はそれを我慢できない>
http://www.youtube.com/watch?v=RpqCBW_IVac
Julie London: Fly me to the Moon (in other words)
アルバム:The End Of The World
ジェーン・フォンダ Barbarella
http://www.youtube.com/watch?v=qC1zYEyUlCU
JULIE LONDON IN JAPAN <Bye Bye black bird>
アルバム:JULIE
http://www.youtube.com/watch?v=1U7APF1HuQE
「JULIE LONDON IN JAPAN」DVDになかなかならないですね。>TBSさん
1つ目 Cry Me A River
2つ目 Fly me to the Moon (in other words)
3つ目 Bye Bye black bird
その時のTAKASHI さんの回答。
↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「JULIE IS HER NAME」
Cry Me A Riverをまず聴かねば、VOL.2と一緒になったCDがお買い得
「JULIE AT HOME」
バックもいいのよ
You'd Be So Nice ... から始まります、「そりゃ、あなたが待っているなら飛んで帰りたい!」
「ALL THROUGH THE NIGHT」
コール・ポーター集
So In Love ジョニー・ソマーズと聴き比べてみて!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この時は、僕はTAKASHI さんの回答に
「美脚ジャケ」が入るものと予想し、見事に外されました(笑)。
ジュリー・ロンドンは一枚もアルバムを持っていないのです。
持ってはいませんが、ラヴ・レターズが印象に残っています。
というわけで今週は皆様のコメントを楽しませて頂こうと思っております。
後半に場外乱闘が起きたら直ぐに参加します。(笑)
私の3作ですが、
1JULIE IS HER NAME VOL.1
「Cry Me a River」ははずせません。
2AROUND MIDNIGHT
「misty」収録。作品全体の充実度からいえば
これがNo.1かもしれません。
3LONDON BY NIGHT
「Nobody's Heart」
「That's Old Feeling」収録
に加えて、ドレスから出ている脚が綺麗です。
以上3作です。