ジャッキー・マクリーンが、先月31日に亡くなられた。マイルス・デイヴィスの「DIG」でデビューしたのが19歳のときだから、実に長い間ジャズシーンを支えてきたことになる。童顔のせいもあり、女性泣かせのフレーズと共にいつも若く感じていたが、73歳だった。やはり早すぎる。
マクリーンはリーダーアルバムよりも、サイドメンとして加わっているものに名盤が多い。かつてのジャズ喫茶のリクエストで一番多かったのは「クール・ストラッティン」であり、ブルーノート盤のセール上位にいつも並んでいる。次いでジョージ・ウォーリントンの「カフェ・ボヘミア」、チャーリー・ミンガスの「直立猿人」、マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」、何れもマクリーンの素晴らしいソロが聴ける。とりわけ女性に人気があったのはプレスティッジ盤のリーダー作「4,5&6」だった。この盤の「センチメンタル・ジャーニー」は確かに女性の琴線を揺さぶるフレーズだ。
意外にもアメリカでは、「クール・ストラッティン」の評価は低い。日本では一番人気で誰が演奏しているのか知らなくても、このジャケットは知っているという人もいるくらい有名になっている。美人を想像させる脚フェチ御用達のデザインは、「あの脚のレコード」で語られ、マクリーンどころかリーダーのソニー・クラーク、タイトルの名すら出ないこともある。ところで、写真のジャケットを見て、脚が逆だと分かった方は相当の脚フェチです。こちらはマニア御用達のエラー・ジャケットです。
すでに耳だこになっているが、マクリーンを偲び「ブルー・マイナー」に静かに針を落とした。女性でなくても涙が出てくる。ご冥福を祈ります。
マクリーンはリーダーアルバムよりも、サイドメンとして加わっているものに名盤が多い。かつてのジャズ喫茶のリクエストで一番多かったのは「クール・ストラッティン」であり、ブルーノート盤のセール上位にいつも並んでいる。次いでジョージ・ウォーリントンの「カフェ・ボヘミア」、チャーリー・ミンガスの「直立猿人」、マル・ウォルドロンの「レフト・アローン」、何れもマクリーンの素晴らしいソロが聴ける。とりわけ女性に人気があったのはプレスティッジ盤のリーダー作「4,5&6」だった。この盤の「センチメンタル・ジャーニー」は確かに女性の琴線を揺さぶるフレーズだ。
意外にもアメリカでは、「クール・ストラッティン」の評価は低い。日本では一番人気で誰が演奏しているのか知らなくても、このジャケットは知っているという人もいるくらい有名になっている。美人を想像させる脚フェチ御用達のデザインは、「あの脚のレコード」で語られ、マクリーンどころかリーダーのソニー・クラーク、タイトルの名すら出ないこともある。ところで、写真のジャケットを見て、脚が逆だと分かった方は相当の脚フェチです。こちらはマニア御用達のエラー・ジャケットです。
すでに耳だこになっているが、マクリーンを偲び「ブルー・マイナー」に静かに針を落とした。女性でなくても涙が出てくる。ご冥福を祈ります。
今日は「ブルー・マイナー」から聴いたのですが、いつものようには口ずさめなかったですね。スティープルチェイス盤のモンマルトル・ライブも聴きました。この盤ではマクリーンの話し声と笑い声が聞けますが、今となっては貴重なものとなりました。
「レフト・アローン」はアーチー・シェップでも聴きましたが、naruさんの仰るとおりワン・アンド・オンリーですので、マクリーン以外はピンときませんね。そういえば先日終了したテレビドラマ「夜王」で、クラブのシーンがあり、マクリーンの「レフト・アローン」が流れていたのを思いだしました。今日の〆はやはりこれでしょうか。少しばかり酒が入ると、あのマクリーンのフレーズで唸りそうです。
合掌
昨日は、マクリーンの事を偲んで店でこんなアルバムをかけました。
「クール・ストラッティン」、「直立猿人」、「レフト・アローン」、「DIG」、「4 5アンド6」(特に意識はしなかったのですが、結果としてサイドメンとして参加しているアルバムが大半になってしまいました。)
duku様の仰るとおり、サイドメンとしてのマクリーンは魅力的ですね。
それにしても残念です。合掌。
昨日は全国至る所でマクリーンが聴かれていたようですね。トップは「クール・ストラッティン」、次が「レフト・アローン」でしょうか。サイドメンとしてのアルバムのインパクトが強いので、どうもリーダー作品には注目されませんでした。ブルーノートにもワンホーンでバリバリ吹く「Swing Swang Swingin'」なんて英語の授業を思い出すようなタイトルもありました。62年の「Let Freedom Ring」は、発売当時はフリーがかったマクリーンに怒ったファンに殴られたこともあるそうです。う~む、怒ったファンの気持ちが良くわかる。
夜を明かしてマクリーン聴かれた事と思います。件の女高生の話ではありませんが、「クール・ストラッティン」を聴くと青春のあの頃に戻れます。