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たまたま映画通の知人と飲んだとき、ロン・ハワード監督のドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ」を薦められた。エピソードを巧みに編集してるので見慣れた彼らの表情が生き生きして見えたという。公開されているのは知っていたもののどうにも気が進まなくてパスしようと思っていた作品だ。ビートルズが嫌いなわけではないが、何本か観たドキュメンタリー物はざっくり分けてラバー・ソウル以降の後期を中心に編集されていた。
熱心に聴いたのは66年のリボルバー、67年のサージェント・ペパーズ辺りまでで、68年のホワイト・アルバム以降はLP単位でじっくり聴いていない。また解散後のソロ活動に至っては全くといっていいほど知らないのだ。音楽的に変わったから付いていけなかったわけではない。68年はマイルス年で言うとイン・ザ・スカイとキリマンジャロの娘が発表された年で、小生のジャズの聴きはじめになる。高校の授業が終わると自転車を飛ばしてジャズ喫茶に駆け込み50年代の名盤を聴くか、レコード店で当時流行っていた「恋の季節」や「サウンド・オブ・サイレンス」の合間にジャズの新譜を試聴させてもらう毎日だったので、ビートルズは忘れていた。
私事はさておき、レノンとマッカトニーが書いた曲はジャズの分野でも多く取り上げられ、ジャズ誌で度々特集が組まれるほどだ。数あるカバーからソニー・クリスのエリナー・リグビーを取り出した。テーマを崩すこともなく、大きくはみ出さないアドリブは一般的な受けを狙ったものだが、ビートルズ・ナンバーはこの方がいい。この「Rockin In Rhythm」や先の「Up, Up And Away」、「The Beat Goes On」といったクリスのプレスティッジ時代は硬派のファンからコマーシャルだと批判されていたが、ポップスのジャズ・カバーからジャズの魅力を知った人は意外に多い。その意味でクリスの一連の作品はジャズ人口を増やした傑作だ。
この映画の原題は「EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」という。ライブ活動に重きを置いていたデビューから66年までを中心に編集されているので、初期のビートルズを愛するファンには堪らない。劇中、関係者がインタビューに答えてシナトラやプレスリー、ケネディ大統領をはるかに超える熱狂だったと語っていた。おそらくはビートルズやマイルスを凌ぐアーティストは出てこないだろう。改めて良い時代に生まれたことを感謝したい。
熱心に聴いたのは66年のリボルバー、67年のサージェント・ペパーズ辺りまでで、68年のホワイト・アルバム以降はLP単位でじっくり聴いていない。また解散後のソロ活動に至っては全くといっていいほど知らないのだ。音楽的に変わったから付いていけなかったわけではない。68年はマイルス年で言うとイン・ザ・スカイとキリマンジャロの娘が発表された年で、小生のジャズの聴きはじめになる。高校の授業が終わると自転車を飛ばしてジャズ喫茶に駆け込み50年代の名盤を聴くか、レコード店で当時流行っていた「恋の季節」や「サウンド・オブ・サイレンス」の合間にジャズの新譜を試聴させてもらう毎日だったので、ビートルズは忘れていた。
私事はさておき、レノンとマッカトニーが書いた曲はジャズの分野でも多く取り上げられ、ジャズ誌で度々特集が組まれるほどだ。数あるカバーからソニー・クリスのエリナー・リグビーを取り出した。テーマを崩すこともなく、大きくはみ出さないアドリブは一般的な受けを狙ったものだが、ビートルズ・ナンバーはこの方がいい。この「Rockin In Rhythm」や先の「Up, Up And Away」、「The Beat Goes On」といったクリスのプレスティッジ時代は硬派のファンからコマーシャルだと批判されていたが、ポップスのジャズ・カバーからジャズの魅力を知った人は意外に多い。その意味でクリスの一連の作品はジャズ人口を増やした傑作だ。
この映画の原題は「EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」という。ライブ活動に重きを置いていたデビューから66年までを中心に編集されているので、初期のビートルズを愛するファンには堪らない。劇中、関係者がインタビューに答えてシナトラやプレスリー、ケネディ大統領をはるかに超える熱狂だったと語っていた。おそらくはビートルズやマイルスを凌ぐアーティストは出てこないだろう。改めて良い時代に生まれたことを感謝したい。
ロッキン・イン・リズムは、1931年にデューク・エリントンが発表した曲です。タイトル通り躍動感あるナンバーです。今週はこの曲のお気に入りをお寄せください。
管理人 Rockin' In Rhythm Best 3
Duke Ellington / The Great Paris Concert (Atlantic)
Sonny Criss / Rockin' In Rhythm (Prestige)
Steve Lacy / Soprano Sax (Prestige)
エリントンは何度も録音しております。他にもオスカー・ピーターソンやモンティ・アレキサンダー、ウェザーリポート等、多くはありませんが名演が揃っております。
今週も皆様のコメントをお待ちしております。
DUKE ELLINGTON Rockin' in Rhythm 1964
https://www.youtube.com/watch?v=aEDcETxkjUw
エンディングのエリントンの格好いいこと。キャット・アンダーソンって涼しい顔でハイノート出すんですね。
映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=3Rs_hQP9JbM
札幌では今も一日3回上映されております。そのうちの1回は「発声可能上映会」です。スクリーンに合わせて大合唱です。当然、シー・ラブズ・ユーでは顔を横に震わせます。
やはり横浜は巨人戦に全精力をつぎ込んでしまっていました。
それでも、井納が勝って一矢を報いたし、あんなに頑張っている
梶谷を見るのは初めてでした(骨折してもホームラン、ダイビングキャッチ!)。
さて、お題曲。ボクは下記レコードをアナログで持っています。
Lionel hampton / HAMP'S GOLDEN FAVORITES
(参照:http://www.ne.jp/asahi/wes.fan/club/right/hamp/decca4296.htm)
編集盤で、お題曲の出典がどのアルバムだかも不明。しかも、アナログなので、
プレーヤーのあるお店へ持っていかなければ聴けないのですが、
有名曲が多く入っているし、ジャケットも良く、好きな一枚です。お安かったし。。(汗)
横浜は残念でしたが巨人に勝ったことで来シーズンへの弾みが付いたことでしょう。我が日ハムは今日、日本シリーズ進出を決めました。強いソフトバンクですので苦戦を強いられましたが、最後は覇者の貫禄を見せつけました。それにして大谷の165キロは凄い。
ライオネル・ハンプトンもありましたか。聴いておりませんが、おそらくSP盤で出たものをLPで編集したものと思われます。軽快なメロディーはハンプの音色にピッタリかもしれません。
それにしても大谷君凄い。涼しい顔をしての165キロそして大快挙・・・・まさしく神様・仏様・大谷様!
お題曲はピアノ盤2枚が宜しい様です!
①Hank Jones/Rockin' In Rhythm (Concord)
・愛聴盤です! 電子楽器にはアレルギーが有りますが、お題曲ではありませんがこの盤のH・ジョーンズのフェンダー ・ローズは美しい!
②Oscar Peterson/ Plays the Duke Ellington Song book(Verve)
・ピーターソン盤のベストと云って良いアルバムと思ってます。この辺りのソングブック盤は全部好き!
あれこれ言われた二刀流ですが、結果、それも最高の形で見せた大谷君に誰も文句を言えないでしょう。カープは手強いですので日本シリーズは面白くなりそうです。
ハンク・ジョーンズがありましたか。中古屋で見かけましたがエレピと飾り気のないジャケットでパスした1枚です。フェンダーがお好きな方には楽しいアルバムかも知れませんね。
そして、ピーターソン。演奏内容もジャケットも申し分ないシリーズです。一連のソングブックはスタンダードの教科書と言っていいでしょう。
最近、会社の若手4人が北海道へ旅行に行って、札幌ドームで試合を観戦したきたようです。札幌は日ハムでまとまるから応援にも熱が入っていると言っていました。僕に声をかけてもらえば一緒に行っていたのにと文句を言っておきました(笑)。
さて、この曲は結構好きです。編成が大きくハーモニーが厚いビッグバンドがよいですが、当然エリントン楽団は最高です。
Duke Ellington / 70' Birthday Concert (Solid State)
Clark Terry / The Happy Horns of Clark Terry (Impulse)
Hank Jones/ Jones-Brown-Smith(Concord)
エリントンのアルバムは、あまりもっていないのでこれで。でもさすがにいい演奏で、エリントンということで。クラーク・テリーですが、ウッズやウェブスター参加で賑やで、この曲に相応しく楽しいです。
ハンク・ジョーンズですが、このコンコード盤は全体に元気で悪くないです。他には大西順子「Wow」のものがいい線いっていました。
札幌ドームの試合観戦を逃して残念でしたね。今では札幌の名所ですので、日ハムのファンでなくても観戦される方が多いようです。修学旅行生は毎年増えております。是非機会があればいつでもお越しください。ドームは庭ですのでいつでもご案内できます。
エリントンからは70歳のバースデー・コンサートがきましたか。オープニングですね。69年の録音ですが、クーティにキャット・アンダーソン、ホッジス等々みんな元気ですね。これをみて70歳の御大も安泰とか(笑)
そしてインパのクラーク・テリーもありましたね。フィル・ウッズにベン・ウエブスターという三管のフロントはエリントンのスモールバンドというよりメッセンジャーズに近いモダンな雰囲気です。
ハンク・ジョーンズのコンコード盤は、芝刈りオヤジさんも挙げられましたね。パスしたまま聴いておりませんので探してみましょう。
大西順子はライブで演奏していたような気がします。元気いっぱいでした。
Rockin' In Rhythm Best 3
Duke Ellington / The Great Paris Concert (Atlantic)
Hank Jones / Rockin' In Rhythm (Concord)
Clark Terry / The Happy Horns of Clark Terry (Impulse)
本家エリントンは70歳のバースデー・コンサートも挙がりました。他にもソニー・クリスやスティーヴ・レイシー、ライオネル・ハンプトン、オスカー・ピーターソン等、多くの名演が挙がりました。今宵はお気に入りのロッキン・イン・リズムをお楽しみください。