しあわせセブンティーズ

小さな幸せ、たくさん見つけたい!

着物の着心地

2012-01-09 23:10:43 | 着物・着付け

昨日は成人の日で、振袖姿の新成人を見かけた人も多かったのでは。いったい、どのくらいの人が着付けにかかわったのかなぁ。私もこちらの出張着付けで振袖の着付けをしました。

昨年の10月にご自宅に出張着付けに行った方から、「すごく着心地がよかったから、今度は成人式の着付けを」と、また呼んでいただいたのです。お客様にこう言っていただくのは、本当に嬉しいですね。(このときは着付け師2人で行って、結婚式に参列する3世代4人の着付けをしたので、私ひとりではなかったのですが)

4人のうち、20歳のお嬢様が成人式の前撮りの着付けがあまりに苦しくて、貧血をおこしてしまったのだとか。それで、10月にうかがった時は着付けに対してすごく抵抗感があって、驚きました。私たちの着付けは苦しくない楽な着心地なので、着付けが終わるころにはすっかり表情も明るくなって、ほっとしたのを覚えています。

昨日は、そのお嬢様だけだったので私ひとりで行きました。夜まで長時間着る予定と聞いて、できるだけ楽に過ごせるように、でも仕上がりは美しくなるように、と心がけたのですが無事に帰ってこられたかな…。やはり気になりますね。

↓成人式の振袖画像は、検索するとこのグループの写真が続々と出てきますね。本当は後ろの帯結びが見たいけど、さすがにその画像はなかったような…

AKB48の仲川遥香(オレンジ色の晴れ着)   AKB48の高橋みなみ

コメント (2)
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所作にほれぼれ

2012-01-09 14:27:21 | 着物・いろいろ

写真:「幕末太陽傳」から。佐平次をフランキー堺(左)、女郎こはるを南田洋子が生き生きと演じた=日活提供

「幕末太陽傳」の話の続きです。この映画、登場人物がすごくよく動くので、着物の所作を見るだけでも楽しい。女優陣も頑張ってましたが、何といっても主役のフランキー堺の動きが見事。

たとえば、彼が着物を尻っぱしょりするときに、ひょいと左足を後ろ方向に蹴り上げて着物の裾を上げ、さっと後ろ手で裾を帯の後ろに挟む…これを一瞬のうちにやっちゃうの。

それと、羽織や浴衣を軽く上に飛ばして、さっと両手を入れて着るという、初めて見た所作。これは、歌舞伎座で中村勘三郎(先代)がやっていたのを真似したのですって(中野翠さんが書いてました)。

…と、こう書いてもわかりにくいですよね。動いているところを見るのが一番なので、興味のある方は、ぜひ映画を見てください。予告編はここに。着物で行くと、一般1800円が1300円になりますよ! 

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