このブログの「人気記事ランキング」についての話の続きです。最近トップ10に出てきていませんでしたが、実は不動の1位記事がありまして(今日は久しぶりに10位以内に入っていました)。
それは、2007年11/16の「短い帯締めの結び方①」。タイトルを検索すると、確かにこの記事が出てくるのです。で、久しぶりに読んでみたらすごくざっくりした内容で、今さらながら、こりゃ~補足しなければ、と。
短い帯締めを目立たなくするには、結んだあとに帯締めをくるっとひっくり返せば短い部分が下になって目立たなくなります。以前の記事は、ここまでの説明でした。
ただこの方法にも弱点があり、
1房がボサボサだと隠しきれない(下の写真参照)
2丸組、丸ぐけの帯締めは2本を1本に見えるように重ねることができないので、この方法が使えない。
この1、2の場合の対処法は、帯締めの真ん中であらかじめ結び目を作り、両端は後ろで結ぶという方法があります(下の写真)。よ~く見ると結び目が少し違うのですが、そこまでじっと見る人はいないのでね。
でも、この方法を試したことはありません。この10年ほど着付けの現場で短い帯締めに遭遇したのは、ほんの1~2回。そのときの帯締めは平組だったので、ひっくり返す方法で何とかなったのでした。2枚目の写真の方法は、知っていればいざというときに慌てない、といったところでしょうか。