ず~っとアンティークの着物&帯をお借りしているTさんから、「今年も12月にホテルで会食があるから」と着物コーデの相談があり、ご自宅にうかがいました。
あまりにも手持ちの着物や帯が多くて、何を着ていいか毎回迷ってしまうのだそうです。
去年はいろいろ組み合わせて試着、撮影。その写真を見て、最終的にベージュ系の刺しゅう訪問着と同系色のアンティーク刺しゅう帯に。
今年も8枚ほどの候補着物から4枚をピックアップして、同様に撮影。
これはTさんが気に入った一つ紋の比翼なし色留袖&松柄の袋帯。色留袖の上前には御所車や扇模様など古典柄が描かれています。あまり仰々しくしたくないとのことなので、伊達襟は省略。
こちらは私がおすすめしたアンティークの一つ紋訪問着。全体の壺だれ模様のほかに、上前おくみ裾あたりに大きな壺が描かれ、この壺にも壺だれ模様が配されているという凝った意匠(白く見えるのは菊模様)。帯は現代ものの佐賀錦袋帯。
今日撮影した写真を見て、どちらにするか決めるそうです。2週間後、着付けにうかがうのでそれまでのお楽しみ~。