先日、Tさんが1年ぶりに上京して着物で食事会に出席するとのことで、宿泊しているホテルで着付けをしてきました。この着付けも今年で3回目。1回目は二重太鼓にするとお太鼓部分に柄が出ない袋帯、2回目は着上がってから襦袢の裾がはみ出ているのに気づく、とハプニングが続いたけれど、今回は何事もなく。あ、でもTさんからちょっと要望が。
↓着物は2016年と同じピンク地の小紋(写真では色無地に見えますが)。帯はアンティークの名古屋帯。お太鼓には見事な刺しゅうの2ひきのイヌが。たれと前帯には手鞠の刺しゅう
↓2016年の着姿。帯位置が今年より少し高いの、わかりますか?
今年はTさんから「ゆったり着たいので、帯位置を今までより低くしてほしい」と要望がありました。Tさんは細身ですが腰骨が張っているので、普通に帯を締めると帯位置がやや上がります。なので、帯を締めるときに帯板を下に下げるようにTさんに手を貸していただき、以前より少し低めにしました。