Zooey's Diary

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エジプト旅行④死者の町

2018年11月01日 | エジプト旅行2018


ナイル川をはさんでルクソール神殿などがある東側は生者の町と呼ばれ、
ハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷という巨大な墓群がある西側は、死者の町と呼ばれるのだそうです。
西側は陽が沈むことから、闇の国、つまり死者の町ということなのだと。
どちらもとにかく広い!


(ハトシェプスト女王葬祭殿)

見渡す限りの灼熱の砂漠の中に、延々と拡がっているのです。
そこを、何台も繋がったカートで移動することになります。



ハトシェプスト女王というのは、古代エジプトの初の女王と言われているのですと。
そしてこの巨大な葬祭殿の前で、20年ほど前に恐ろしい事件が起きたのですね。
記憶がおぼろだったので、今回確認してみました。
1997年、イスラム原理主義過激派「イスラム集団」が外国人観光客に対し行った無差別殺傷テロ事件。
日本人10名を含む、観光客61名が殺害される。
6名のテロリストが、守衛を襲撃した後、無差別に火器を乱射し弾薬がなくなると短剣で襲ったという。



なんと恐ろしい。
その後エジプトを訪れる観光客は激減し、エジプト政府は防備を強化したのだそうです。
確かに、空港ではきっちり2回ずつのセキュリティ・チェックがありましたし、
町中で長い銃を持った警官の姿をよく見かけました。


(銃を持った警官)

王家の谷はもっと広大で、ラムセス6世、トトメス3世、ツタンカーメンなど
歴代のファラオ達の巨大な墓穴がありましたが、ここは撮影禁止。
正確に言えば「カメラ権」を買えば撮影できたのですが、
一番惹かれるツタンカーメンの墓は、それを買っても禁止ということだったので
あきらめました。
あのツタンカーメンの黄金のマスクはカイロの博物館に、
ここにはツタンカーメンのミイラがありました。


(これはラムセス6世の墓の天井画、絵葉書から)

#welovegoo
コメント (5)
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