ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

会話・対話・ひとりごと

2008-01-24 23:26:57 | 日記・エッセイ・コラム

平田オリザ氏の「演劇入門」(講談社現代新書)に、「話言葉の地図」というのがあって、話し言葉を分類しています。現代演劇をなりたたせるのは、主に対話(ダイアローグ)なんですって。親しい人の間で交わされる会話(カンバセーション)は他人にはほとんど意味不明で、それでは劇にならないのだそうです。

今日は沖縄にしてはやけに寒い日。道を歩いていたら、まったく人気のないところで突然「温かい飲み物もあるよ」と声をかけられ、びっくり。何と、自動販売機がしゃべっていました。思わず「機械のクセにしゃべらんといて~な」と返事してしまいました。

これって会話? 私のモノローグ?

うちの夫婦は良く話します。毎朝毎晩食事しながら、あるいは時々走りながら、歩きながら・・・。でも夫に言わせると、一見ダイアローグに見えるお互いのモノローグだそうです。

自動販売機と私も、お互いのモノローグだったのかなあ・・・?。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする