2月5日(土)17時30分開演 100分 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティー
一番すごかったのは、その台本だと思う。
畑澤聖悟
登場人物の誰ひとり無駄がなく、「コザ暴動」と言われる当時の、それに至る戦前からの、そして今日にも沖縄が本土から良いように利用されてい来た沖縄を、重層的に深い説得力をもって描いた。まったくの想像でありながら、あたかも「ありのままを描いたらこうです」というように。
分かったような口を利く本土の記者。それはあたかも自分自身に重なる。私は沖縄に住みながら、いったい何をみていたのだろう!と。
役者たちは熱演だった。プロの演技を見せてもらった。
松山ケンイチ
舞台に登場した瞬間に空気が変わった。その存在感は半端じゃない。
畑澤聖悟のお芝居は前に沖縄で『修学旅行』を見た。
高校教師、担当は国語、演劇部顧問。
並みの人ではない。
彼の作品をまた見たいと思う。
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