一夜明けて…

昨日と今朝で、何人もの上司と“面接”や“立ち話”をする機会があった。それぞれの立場から、厳しい言葉もあり、参考になる意見もあり…　とても有り難いことである。そして、私の話を聞いたある上司から「左側を見てなかったなんて言ったらアレだぞ、自転車などが来ていたらどうしようもないってことになっちゃうから…（後略）」と言われた。


確かにそうなのだが…　私は「それはない！」と思いたい。と言うのも、昨日のバス停発車時にも、数ｍ先にある左側の脇道から一台の車が出てくるのを確認していたのである。顔は右にしか向いていなかったけれど、視界には捉えていたのだから…


そして、その車が右折するような動きから左折して行ったので、私は「何であんな動きをしたのかなぁ？」などと、ついつい“余計なこと”を考えてしまった…　そして、街路樹に接触したのである。だから、まったく前方を見ていなかったわけではないけれど…　でも、やっぱり見ていなかったのだ…　と、何かモヤモヤしたままだった。


ところが今朝、回送で某果樹園まで走っていた時に、そのモヤモヤが何だったのかが分かった。つい先日も走ったばかりの道路なのに、今朝は左側に並んでいる木々の枝葉が気になって気になって…　つまり、これまでの私の目線が低くなり過ぎていたのである。だから、出てきた車を認識できても、街路樹の出っ張りは認識できなかったのだと思う。


電柱のように地面から真っすぐ上に伸びている物は、下だけ見ていてもまず大丈夫だけれど…　今回の木のように少しでも道路側に曲がっていたりすると“下は良くても上はダメ！”となるのである。今後は、とにかく目線を上げて“前方をよく見る”しかない！


先月も様々な報道があり、弊社では“これまで以上に、事故が査定に大きく影響する”ようになったばかりで…　面接をしたある上司からは「冬の賞与、驚くほど引かれているからね」と言われた。まぁ、それは…　私が会社に損害を与えた罰なんだから仕方がない。実際にどれくらい引かれるのか、気にならないと言えばウソになるが…


なんて言っていたら「一回の賞与では足りないから！」って、この先の賞与が何年間もなかったりして！？　まぁ…　それは…　いや、今後も事故を繰り返せば、それも冗談ではなくなってしまう。それどころか“籍”がなくなってしまうではないか！　果たして、私は定年退職を迎えることができるのでしょうか…